中学生の万引き急増、「ゲーム感覚」警視庁

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中学生の万引き急増、「ゲーム感覚」警視庁

< 2009年8月27日 0:41 >
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 警視庁のまとめによると、東京都内で今年1~7月に万引きで検挙されたのは8644人だった。このうち、中学生は1211人で、去年の1.7倍と急激に増えている。

 警視庁の報告書によると、未成年者が初めて行った万引きのうち、約3分の1がグループで犯行に及んでいた。ゲーム感覚で犯行に至るケースが多いのが特徴で、「誘われたら断りにくい」という人間関係が原因となっているケースも目立っている。

 また、未成年者は、最初は食料品などをゲーム感覚で狙った犯行が多い。しかし、2、3度目になると、CDやゲームソフト、本など、欲しいものや転売できるものを狙うといった個人の欲求による犯行の割合が増えるという。

 狙うものは食料品(26.4%)や日用品(18.9%)、本・雑誌(15.2%)が多い。本・雑誌については、「日本出版インフラセンター」によると、全国の書店での一年間の万引き被害額は約40億円に上ると言われている。

 捕まった未成年に「なぜ捕まったと思うか?」と聞くと、24.5%が「運が悪かったから」と答え、罪の意識の低さが浮き彫りになった。

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