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高齢者「孤独」で万引 少年は「ゲーム感覚」 警視庁摘発1000人調査 (1/2ページ)

2009.8.27 08:34

 少年は「ゲーム感覚」、高齢者は「孤独」−。警視庁が万引で摘発した約1千人を対象にした調査で、犯行の心理的背景として、少年と高齢者はそれぞれ「ゲーム感覚」と「孤独」をトップに挙げた。大学教授らでつくる調査研究委員会は26日、「『たかが万引』という風潮がある。社会全体が万引に厳しく対応すべきだ」とし、住民参加型の啓発活動や教材作りなど、地域と連携した対策をとるよう警視庁に提言した。

 より深刻な犯罪へつながりやすい「ゲートウエー犯罪」である万引への対策を強化しようと、警視庁は7月に調査研究委員会を設立。万引で摘発した少年428人、65歳以上の高齢者204人を含む計1050人を対象に、動機や常習性などについて調査した。

 万引を行った心理的な背景について複数回答で尋ねたところ、少年は「ゲーム感覚」という回答が最も多く26・8%、「単に欲しかった」(23・3%)、「誘いを断れない」(8・9%)などが続いた。一方、高齢者は「孤独」(23・9%)のほかに「生きがいがない」(8・3%)、「むしゃくしゃしていた」(6・8%)などの回答があった。

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