アバンギャルド脱税事件 逮捕の社長「タレント複数出すため事務所数が多く必要」
タレント・小倉優子さんらが所属していた芸能事務所の脱税事件で、逮捕された社長は、国税当局に対し、「オーディションにタレントを複数出すために事務所の数がたくさん必要だった」などと言い逃れをしていたことがわかった。
アバンギャルドの社長・牧野昌哉容疑者(42)は、所属タレントが実態のない別の芸能事務所に移籍したようにみせかけて、架空の紹介移籍料を計上するなどし、3億4,500万円を脱税した疑いが持たれている。
関係者によると、牧野容疑者は、実態のない芸能事務所について、国税当局に指摘された際、「1事務所につき1人という縛りがあるオーディションにタレントを複数出すために事務所がたくさん必要だ」などと釈明していたという。
しかし、タレントは実際には、アバンギャルドの所属として活動していることなどから、東京地検特捜部は、複数の芸能事務所は脱税のために作られたとみて、全容解明を進めている。
(08/26 13:41)