|
2009年8月26日(水) 19:15 |
|
|
自転車運転中の携帯、傘差し禁止
自転車王国と言われる香川県、自転車は大変便利な乗り物ですが、一方で関連する交通事故も多発しています。 こうした事故を防ごうと、香川県では来月から自転車にかかわる規制が一部、変わります。
運転中の携帯電話や傘差しが禁止されます。 高松市で開かれた中学生を対象にした自転車安全教室、参加した中学生は、自転車にのって傘を差したり携帯電話を操作したりします。 片手でハンドル操作をすると、自転車がいかに不安定になるか体験しようという実験です。 香川県で去年起きた自転車の関係する人身事故は2143件で、人口10万当たりの事故件数でみると4年連続で全国最悪の数字です。 規制の改正は事故を少しでも防ごうというもので、大きな柱が自転車運転中の携帯電話の禁止です。 通話とともにメールの操作も禁止になります。 確かに、高松市の商店街でも自転車にのって携帯電話を使う人を見かけます。 改正のもう一つの柱が傘を差しての運転です。 前が見えにくい上に、片手がふさがってふらつき危険なためです。 これまで交通量の多い場所のみ禁止されていましたが、9月からは全面禁止です。 罰則は5万円以下の罰金ですが、警察では取り締まりよりも安全に気をつけてもらうきっかけにしてほしいと話しています。 便利な自転車に規制を加えることについて、警察が県民に意見を求めたところおおむねは賛成だったということです。 自転車の事故減少につながればという今回の規制、スタートは9月1日です。
|
|