最終更新: 2009/08/27 09:29

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新型インフルエンザ 名古屋市で感染疑いのあった70代女性が死亡 国内4人目の死者

26日夜、国内で4人目となる新型インフルエンザによるとみられる死者が確認された。集団感染がなど各地に広がる中、厚生労働省は、ワクチン接種の運用方針を決めるための意見聴取を進めている。
愛知・名古屋市で26日、新型インフルエンザに感染した疑いのあった70代の女性が死亡した。
厚生労働省は、国内4人目の死者と見なすとしている。
この女性は、基礎疾患は抱えていなかったという。
さらに、甲子園でベスト4入りした県立岐阜商業高校では、集団感染としては最大規模の生徒96人が感染している疑いが持たれていることが、26日夜にわかった。
そんな中、注目が集まる新型インフルエンザのワクチンについて、26日、厚生労働省で行われた意見交換会には、産婦人科、小児科などの専門医をはじめ、薬害被害者団体の代表などが参加し、輸入ワクチンの有効性や副作用のリスクについて、できる限り情報公開すべきと意見が出された。
全国薬害被害者団体連絡協議会の花井十伍代表世話人は「情報の出し方が一番重要ではないかと。ワクチンの取り合いになったり、そういうことが起こらないようにするにはどうするかと」と話した。
さらに、各地で学級閉鎖が起きていることから、教員にも優先的に接種すべきと意見が出た。
舛添厚労相は「優先順位の話しですが、妊婦、小児、基礎疾患を持っておられる方。それから医療従事者。学校の現場で起こってますから、先生たち、教育関係者。こういう方も入れるのかなということもありますので、少し議論を尽くしたい」と話した。
厚生労働省は、接種費用を国が負担するかなど、運用方針を早急に決めたいとしている。

(08/26 23:50 東海テレビ)


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