女子高校生に集団で暴行したとして柏署は二十五日までに、傷害の疑いで柏市の十六歳の無職少女二人と、同市と我孫子市の十七歳の高校生少女三人の計五人を逮捕した。
逮捕容疑では五人の少女は先月二十一日午前二時ごろ、JR柏駅東口の繁華街で、通り掛かった茨城県取手市の女子高校生(16)に因縁をつけて近くの駐輪場に連れ込み、集団で殴るなどして左肩ねんざなどの軽傷を負わせたとされる。
柏署によると、犯行グループと被害者に面識はなかった。少女の一人が被害者に「病院に行くなら、治療費は払ってあげる」と連絡先を教えたことから同グループによる犯行と分かった。五人は高校などで知り合った遊び仲間で、いずれも容疑を認めているという。
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