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2009年8月25日(火) 19:20 |
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美作市被災地に保健師派遣される
美作市で、豪雨による土砂崩れや浸水被害などが発生して2週間がたちます。 復旧を急ぐ被災地では、住民の健康状態を把握し、精神面をサポートしようと保健師による戸別訪問が行われています。
戸別訪問は、美作市の保健師3人に岡山県などから派遣された看護師らも加わって行われます。 被災地の住民の体と心のケアを、というものです。 災害発生から2週間あまり。今も美作の町には豪雨の爪あとが残ります。 流行が懸念される新型インフルエンザにも気を配り、マスクをつけての訪問です。 訪れたのは、浸水被害が大きかった、美作市江見地区です。 盆休みを返上して復旧作業をしてきた住民には、疲れが溜まっていました。 保健師は、1人1人の健康チェックをしながら、20分、30分とゆっくり時間をかけて、話に耳を傾けます。 戸別訪問の対象は、床上・床下浸水の被害を受けた市内のおよそ850世帯。 中には、高齢者の一人暮らしの世帯も多く含まれています。 浸水した家屋の片付けが一段落した頃が、人の心が落ち込みやすい時期だといいます。 美作市では、9月上旬までかけて被害のあった全戸を周り、必要な世帯には、さらに訪問を続けていくことにしています。
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