2009年8月25日 18時32分更新
小学生がクイズなどを通して食中毒を予防する方法を学ぶ催しが25日、岡山市で開かれました。
これは、子どもたちに食品の衛生について学んでもらおうと国の食品安全委員会が県とともに開いたもので、岡山県庁に小学5年生と6年生、あわせて13人が集まりました。
会場には食品安全委員会から長尾拓委員が出席し、家庭で食中毒を防ぐ方法や、食べ物に含まれる毒の種類などについて、クイズが出されました。
このうち、食中毒を防ぐ方法についてのクイズでは、食べ物を冷蔵庫に入れることや、食べ物を細かく切ること、それに砂糖をかけることの3つの選択肢が示され、子どもたちはそれぞれ正しいと思う答えを選んでいました。
そして、冷蔵庫に入れるのが正しい答えだとわかると、正解した子どもはうれしそうな表情をしていました。
クイズのあとには、正しい予防方法の説明があり、委員は、「清潔なお皿に載せたり冷蔵庫で保存したりすることで家庭で日ごろから食中毒にならないよう注意してほしい」と呼びかけました。
参加した小学6年生の女の子は「学んだことをおうちでやってみたいです」と話していました。