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ひき逃げ酔いどれ巡査部長…とんでもない血中アルコール

 国道を逆走して対向車に衝突、女性にケガをさせ逃走したとして、道交法違反(ひき逃げ)容疑などで逮捕された福岡県警小倉南署の巡査部長古賀達雄容疑者(49)の血液検査で、酒気帯び運転の基準値の約4倍に当たるアルコールが検出されたことを、県警が25日、明らかにした。

 県警によると、古賀容疑者は酒のにおいがしたが、呼気検査を拒否。このため、身体検査令状を取って血液検査した結果、酒気帯び運転の基準値(血液1ミリリットル中0・3ミリグラム)を上回る同1・27ミリグラムのアルコールが検出された。県警は、飲酒運転容疑でも立件する方針で捜査を進める。

 古賀容疑者は24日夜、乗用車で福岡県飯塚市の国道200号を逆走し、50代女性が運転する対向車に衝突。頭部打撲などのケガをさせた上、救護措置を取らなかったとして逮捕された。

 事故直後、現場を目撃したタイヤ販売店店員(33)は取材に対し「ふらふらの男が渋滞で止まった車に謝っていた。ろれつが回らず何を言っているかよく分からなかった。男は警察官に連れて行かれた」と話した。

 県警によると、古賀容疑者は3月に肝機能障害で入院し治療を受けた後、通常勤務に就いていたが、6月中旬に2日間休んだ。同居の母親から「健康を害するほど酒を飲んでいる」と相談があり、上司が自宅を訪問、飲酒の節制や健康管理を指導していた。古賀容疑者は家庭内の問題で悩みを抱えていたという。

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2009年08月25日 20:03 ]

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