V3戦へ向けて本格的なスパーリングを開始した西岡=東京・神楽坂の帝拳ジム
10月10日に代々木第2体育館で行われるボクシングのダブル世界戦に、元世界6階級制覇で世界的プロモーターのオスカー・デラホーヤ氏(36)が来場することが24日、分かった。セミファイナルに登場するホルヘ・リナレス(帝拳)と米国内でマネジャー契約を結ぶための来日だが、海外進出を狙う西岡利晃(帝拳)にとっては絶好のアピールチャンスとなる。
世界的プロモーターの前で、圧倒的な強さを見せつける。V3戦へ向けて、都内で本格的なスパーリングを開始した西岡は「次の試合では完ぺきを求める。ボクシングを極めたい。圧倒的な強さを目指していく」と断言。課題の右パンチの精度を上げ、倒すボクシングで海外進出の足掛かりとする。
帝拳ジムの本田明彦会長によると、V4戦は同級1位ラファエル・マルケス(メキシコ)が最有力で、海外で行う可能性があるという。V3戦は勝利と内容が求められるだけに「次の相手は強い選手。どのようにきても対応できるようにしたい」と必勝を誓った。