「ＡＫＢ」大堀　父には読ませられない初エッセー

誕生日ケーキを手に笑顔を見せる大堀恵 Photo By スポニチ

　人気アイドルユニットの「ＡＫＢ４８」最年長メンバー、大堀恵(２６)が２５日、都内で初エッセー「最下層アイドル」刊行記念の記者発表会を行った。

　地下アイドル時代、いじめ、リストラ危機などを赤裸々につづった。ソロ活動時に裸同然の衣装を着て「父がショックを受けた」と家族崩壊につながったことついても触れている。現在は「ちゃんと服を着て仕事できてるので」和解したと笑うが、きわどい内容も多いだけに「世界で一番怖い父に本を見られたらもう大変。こっそり母に贈ります」と戦々恐々としていた。

　２３日の武道館公演で新ユニット「ＳＤＮ４８」へ完全移籍が発表され、グループを卒業することになった。１０月から新たなスタートを切る。これまで、「やめろ」「ＡＫＢの面汚し！」などとののしられながらも必死にやってきただけに「本音を言えば、(ＡＫＢ４８の)チームＫにいたい」といまでも心残りはある様子。それでも、この日誕生日を迎えた大堀は「次のステップアップを考えれば、秋元康先生にレールを敷いていただきありがたい」と新天地で活躍することを誓った。

[ 2009年08月25日 22:00 ]