えー、「ネガネガ」はちょっと小休止しまして、今日は単純な感動ハナシに触れに「HACHI 約束の犬」を観てきましたー。うん、良作かと!
えー、昨日、妙に酷い個人的な悲観感傷モードに流れちゃった「電通」絡みの記事UPに、返答したいコメが結構あったのですが、一旦は後ほどに回させてください。ごめんなさい。大子さん他へ…
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ということで、「妙に個人的な悲観感傷モード」をちょびっと癒そうと、性懲りも無く本能的な自己防衛策として、またも駐車場無料が便利なシネプレックス水戸に足を運んだ日々でして♪
単純なる娯楽とお涙の評判が良かった、「HACHI 約束の犬」を観てきたんでーす。
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id332771/
で、良かったですよ!まずまず!ちょびっと泣けました。つまり
「USA人の感性と日常生活」「その間でのDOGとの触れ合い」「その感動ぶりを映像文化に刻む演出と音楽使いの巧みさ。そのノウハウ。脚本の骨が計算されててブレない蓄積」「感情を自由に外に出す民族の俳優さんたちの、誰もが高レベルで上手な演技」「リチャード・ギヤさん。貴方、単純に犬好きが、心底撮影中に慶んでただけでしょw」
などなどなどの好印象が残った訳で…
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ただ、観た方は少し共感されるかもしれないでしょうが。
現在、NOBUはソコソコながらも「準戦時下」に居て、「1日の判断を誤っただけで、生死を奪われるリスクを船底1枚に背負いながら、毎日楽しく充実に生を謳歌している」状況に居ます。(←全然♪悔い無し)
そこで、「忠犬ハチ公物語」。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%A0%E7%8A%AC%E3%83%8F%E3%83%81%E5%85%AC
つまり映画設定たる、1998年当時の上級USA好景気家族の日常と、リアルに大きく異なって居る処は。(サブプライムローン・借り逃げウハウハ世代?汗)
昭和ヒトケタ年代のニッポン・上野駅って、
「準戦時下」に居て、「1日の判断を誤っただけで、生死を奪われるリスクを船底1枚に背負いながら、毎日楽しく充実に生を謳歌している」
であり、登場人物たちは多くが老齢世代。(飼い主=上野英三郎さんは明治5年生まれ)。
日露戦争などでの生死の記憶がリアルに残っていて、準戦時下で人々は困窮の最中に、それでも忠犬の姿に、日々の生活の元気のキッカケを求めていて。
だからがこそ、貧乏な中でも忠犬のエサ代等を、家族的愛情の中で協力し合って。
あと、「秋田犬」という存在。古来、営々たるニッポン民族における「犬」という地位。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E7%8A%AC
西洋ほどは「愛玩」じゃないんだと思うんです。「WAR DOG」に近い歴史が相当流れていた。「狩猟犬」「番犬」=「役に立つ為の価値」。「夜盗に襲われたら百姓は死んでいった」。怖ろしいまでの「忠」の血液。そもそもが「ニホンオオカミ」が混じる。戦国時代などの「野犬」。つまりは、戦で殺された雑兵たちの肉が生活の背景にもあった。
そして秋田犬は、その戦国時代からの犬種の中から、東北のマタギ犬としてツキノワグマなどを狩猟する目的で特に大型化された、「忠」の意識が強い、日本犬の「最高傑作」の姿だと、その当時の上野駅の雑踏の中でもリスペクトされていたから。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%8B%E7%94%B0%E7%8A%AC
これだけ長く誰もが憶えている、実話エピソードになったとも思うんです。
ハチ公の実際の写真は、今でも相当数残っているんですけど。
「戦争」の影。その背景の機微。
でも犬の目に光るそのカッコ良さ。真剣さ。友情と絆。生と死。
そんな写真群のチカラに、リチャード・ギヤさんの好演は、100%は届いていたのかなあ?と…
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でも、うん。
ある意味で外国作品だったからこそ、こういう良作が造れたのかもしれませんね。吹き替え版ONLYに幻滅もしてたんですけど、この吹き替えぶりは相当良かったですよ。無茶な出会いシーン前後など、ツッコミ処は満載ですw。でも、観てきて帰って充分に元気は沸いてきましたね。就寝前の悪乱文でしたけど、時間の使い方として良かったですー!ハハ、修正はまた後ほど。
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最後に、水戸ホーリーホックのみなさんへ。
岡山戦での「全員の笑顔」に向かって!
フルパワーの「集中力」!「一期一会」!
「賭ける!」
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コメント
NOBU=野良犬=負け犬
投稿: | 2009年8月25日 (火) 16時49分
この映画の製作にはフジテレビジョン、松竹、電通が絡んでいるようだ。
…NOBUよ、何か感じないか?
投稿: | 2009年8月25日 (火) 17時39分