セラピスト 心理カウンセラーの養成 - NPO日本統合セラピー協会

米国では、プロのセラピスト/カウンセラーという資格を得るために３〜5年もの期間を必要とし、その間に何百時間も実践的なトレーニングを積むことをご存知ですか？それに比べ、日本では米国の十分の一に満たない期間に、実践的なトレーニングも充分に積むことなくプロのカウンセラー/セラピストとして社会に出ている場合がほとんどです。「心の医者」ともいえる専門家が、そんな短時間で育つことができるのでしょうか。「日本統合セラピー協会セラピスト養成プログラム」では、米国のセラピスト/カウンセラーにひけをとらない実践力のある真のプロを養成し、「毎日、クライエントの予約がいっぱい」という名実共に日本のトップクラスセラピスト/カウンセラーとして活躍していただくようにプロデュースしていきます。

こんにちは日本統合セラピー協会の澤田です。
3年前に日本の心理学の現状を根本から変えたい、その核となる人を育てたい、と始めたセラピスト養成講座ですが、今年の募集を最後として一旦養成講座をクローズすることにしました。

理由はこのまま行けば卒業し、私どもがプロデュースする方がすでに２０名を超える見込みとなったこと。（２０〜３０名が適正人数だと思っています）
また、この講座は非営利活動として赤字覚悟ではじめましたが、実はこの2年間で5千万円の赤字となり、母体のメンタルマネジメント社だけでは支えきれなくなったからです。

本来メンタルマネジメント社は優れたセラピストを発掘し、その人たちをさらに磨きをかけて日本を代表とするセラピストとしてプロデュースしていくことが設立目的でしたので、養成の役割を終え、いよいよ本来の目的に戻ることになったと言えるかも知れません。

そして、経済的な負担を軽くするために今回最後の開催となる日本統合セラピー協会の養成講座は各講師に委託します。
そのため受講費用は今までより安くなります。ただし質は変わりませんのでご安心下さい。

どうかこの最後の機会をお見逃しなく。

主な変更点は次の通りです。

いままで日本統合セラピー協会で行っていました、レベル1の内容と90％は変わりませんのでご安心下さい。

この講座の講師であるティムさんとよし子さんは過去にいろいろな海外の著名セラピストを招聘してセミナーやワークショップ開催してきました。また自らそのセミナーやワークショップを体験してきただけに、あなたにとって他の講座では味わえない、色々なエッセンスや体験的ワークが凝縮された本当に奥深く、味わいのある体験となることでしょう。

また、トレーニングも他の講座のようにロールプレイ（役割を演じる）を中心とするのではなく、シェアリングサークルという手法を使い、参加者それぞれが感じている実際の問題点にフォーカスしていきます。過去の参加者の多くの方がこのシェアリングサークルだけで本当に癒された、家族関係が以前と全く変わってきたなどの感想をお持ちです。

スケジュールと受講料は次の通りです。

第１回　2008年5月10日（土）〜11日（日）＊両日とも10：00〜17：00
　　　　「傾聴1〜心の声を聴く」

第２回　6月14日（土）〜15日（日）＊両日とも10：00〜17：00
　　　　「傾聴2」

特別講座（必須）　7月 5日（土）〜 6日（日）＊両日とも 10：00〜17：00
　　　　「エニアグラム」

第３回　★伊豆合宿7月25日（金）13：30〜27日（日）17：00
　　　　「癒しの意味と実践」

第４回　8月23日（土）〜24日（日）＊両日とも10：00〜17：00
　　　　「自己成長のプロセス」

第５回　9月20日（土）〜21日（日）＊両日とも10：00〜17：00
　　　　「対人関係」

第６回　10月25日（土）〜26日（日）＊両日とも10：00〜17：00
　　　　「傾聴3〜カウンセリング・マインドを活かすための応用」

参加費：290,000円　特別講座費用25,000円　分割応談

詳細情報はhttp://www.transpersonal.co.jp/work/counseling.html

ティム・マクリーン
アメリカ、セントルイス生まれ。カウンセラー / セラピスト / 企業研修トレーナー 、（有） C+F 研究所代表。エニアグラム研究所（日本）代表。 日本トランスパーソナル学会顧問。かいクリニック顧問。カリフォルニア州立大学卒業。テンプル大学大学院教育学修士課程修了。 1981 年に禅への理解を深めるため初来日。C+F を創始したセラピスト、吉福伸逸氏に師事。また、トランスパーソナル心理学の代表的理論家、スタニスラフ・グロフやプロセス指向心理学の創始者アーノルド・ミンデル、エニアグラムの第一人者、ドン・リソ＆ラス・ハドソンなどから直接学ぶなど、貴重な経験を重ねる。さらに、ネイティヴ・アメリカンの伝統的治療師から数年間に渡り、自然との深い関わり方や癒しの智恵を学んだり、アイヌや沖縄のシャーマンからネイティヴの智恵について学ぶ。共著に『トランスパーソナル心理療法入門』（日本評論社）、『人はいかに癒されるか』（風雲舎）、共訳に『エニアグラム〜あなたを知る 9 つのタイプ』（角川書店）などがある。

高岡　よし子　
（有） C+F 研究所取締役。カウンセラー / セラピスト / 企業研修トレーナー、日本トランスパーソナル学会顧問。かいクリニック顧問。 カリフォルニア州立大学留学を経て、 国際基督教大学卒。大学卒業後、国際協力事業団にて途上国援助プロジェクトを担当。 4 年半勤めた後、 C+F で吉福伸逸氏に師事すると共に、通訳や翻訳を担当。トランスパーソナル・セラピーの中心的理論家であるスタニスラフ・グロフ、プロセス指向心理学の創始者であるアーノルド・ミンデル、エニアグラムの第一人者、ドン・リソ＆ラス・ハドソン、ホリスティック医学や統合医学を代表するアンドルー・ワイル、ニュー・サイエンスを代表するフリッチョフ・カプラやピーター・ラッセル。他にも、ネイティヴ・アメリカンのスピリチュアル・リーダーやアーティストたちとの交流の中で、貴重な経験を重ねる。また講演や研修、ワークショップ、カウンセリングなどを一般や企業、経営者団体、地方自治体、教育・医療機関、少年院、拘置所を含む幅広い分野で行ってきた。 共著に、『トランスパーソナル心理療法入門』（日本評論社）、『人はいかに癒されるか』（風雲舎）、編書に『魂の旅』（中央公論社）、訳書（共訳を含む）に『エニアグラム〜あなたを知る 9 つのタイプ』（角川書店）、『プロセス指向心理学』、『ドリームボディ・ワーク』、『シャーマニズムの精神人類学』（いずれも春秋社）などがある。