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がんではない男性にがん治療 新潟大学病院
新潟大学病院で、がんではない新潟市の60歳代の男性患者に、2年間、放射線療法などのがん治療が行われていたことがわかった。
病院の説明によると、男性は07年に検診で前立腺がんを疑われ、詳しい検査をした際、研修医が誤って「悪性腫瘍(しゅよう)がある」と電子カルテのシステムに入力した。5日後に訂正されたが、主治医にその情報が伝わらず、男性は放射線療法とホルモン療法を受け続けたという。男性は現時点でがん治療による影響は出ていないが、10年から20年後に直腸に悪性腫瘍ができる可能性があるという。
病院は医療事故対策委員会を立ち上げ、再発防止策を検討している。
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