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2009 年 08 月 24 日 14:21 現在
後援取り消しで公開質問状

富山市に対して公開質問状を提出
 今月8日、市民グループが主催した戦争と人権についての映画上映会の後援を富山市が開催直前に取り消したことを受けて、市民グループは、24日、説明が不十分だとして抗議するとともに、森市長に対して公開質問状を提出しました。

 24日は「戦争と女性の人権を考える集い」実行委員会のメンバーが富山市役所を訪れ、応対した松山市民生活相談課長に後援取り消しを抗議するとともに、公開質問状を提出しました。

 この上映会は今月8日、フォルツァ総曲輪で開かれ、だまされて従軍慰安婦にされたと訴える在日朝鮮人女性を描いたドキュメンタリー映画が上映されました。

 富山市は6月に上映会の後援を承認しましたが、開催3日前になって取り消しました。

 市は取り消しの理由について、「主なテーマが従軍慰安婦問題だと後から分かった。森市長に判断を仰ぎ、内容に偏りがあることから取り消した」などと説明しています。

 実行委員会では、取り消しまでの経過や理由が十分に説明されていないとして、来月10日までに文書での回答を求めています。

 松山課長は「抗議は受けるが、公開質問状には答えないことにしている」

 上映会実行委員会の堀江代表は、「従軍慰安婦に対する国際的な考え方を元に判断してもらいたい、また、市民の質問に答えられないのは理解できない」と話しています。
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