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術後のミスで患者死亡 聖マリアンナ医大病院
聖マリアンナ医大病院(川崎市)は心臓弁の置換手術を受けた70代の男性患者の術後処置で、誤って頸(けい)動脈にカテーテルを挿入したため、患者が心不全で死亡する事故があったと公表した。
病院は遺族に謝罪。事故を県警や厚生労働省などに報告した。県警は業務上過失致死の疑いもあるとみて捜査を始めた。
病院によると、男性は心筋梗塞(こうそく)の持病があったため、8月中旬に心臓弁を人工弁に置換する手術を受けた。5日後に栄養補給のため、担当医が静脈カテーテルを首から挿入しようとして、誤って動脈から弁の中に入れてしまい、血液が体内に流れなくなった。直後に救命措置をしたが、男性は2日後に死亡した。
担当医は30代のベテラン。同病院は「今後院内に事故調査委員会を設置し、原因を究明したい」としている。
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