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高速1000円で「二酸化炭素が増えた」環境相明言 民主の「無料化」も批判
斉藤鉄夫環境相は25日の記者会見で、お盆期間中に地方圏の高速道路通行料金の上限を千円にしたことについて「二酸化炭素(CO2)排出増につながったと思う。温暖化対策にはマイナスだったとはっきり言える」と述べた。
斉藤氏は、公共交通機関の利用者減少や高速道路の渋滞増加などを理由に上げた。「今回は経済危機対策として経済の刺激という目的があり、一時的なもの。恒常化させることがあってはならない」と述べた。
民主党が政権公約(マニフェスト)に掲げる高速道路無料化も「低炭素社会に逆行している」と批判した。公明党のマニフェストも高速料金割引に触れているが「今回の対策がどれだけ景気刺激策になったか、CO2排出増を招いたか、冷静に分析しなければならない。景気が安定的な回復基調に入ったときにはやめるべきだ」と強調した。
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