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普通列車92本で減車/9月からJR四国

2009/08/25 09:31

 JR四国は24日、普通列車の編成を一部見直し、管内の計92本についてそれぞれ1〜2両減車すると発表した。高速道路の大幅値下げや景気の低迷で利用客の落ち込みが続いている状況に合わせ運行の効率化を図る。実施は9月1日から。

 車両減の対象となる普通列車は平日16本、土曜45本、日曜31本。路線別では予讃線21本、土讃線19本、高徳線24本など。ワンマン運転の車両が新たに20本増え、ワンマン化率は2・4ポイントアップして38・2%になる。減車による経費節減効果は年間で約7500万円を見込む。

 JR四国が同日発表した7月の鉄道営業概況によると、鉄道収入は前年同月比13・5%減の32億2100万円。約5億円の減収で、3カ月連続して2けたの下げ幅を記録した。同社は減収分の半分程度が高速道路値下げの影響とみており、松田清宏社長は同日の記者会見で、「減車によるコスト削減で何とか苦境を乗り切りたい」と話した。

 また30日投開票の衆院選で、高速道路の無料化を公約に掲げる民主党の優勢が伝えられていることについて、松田社長は「鉄道やフェリーなど道路以外の事業者に及ぼす影響を今後どう判断するか、国全体の交通機関のあり方をきちんと考えるよう声を上げていきたい」と述べた。

 ジェイアール四国バスも同日、7月の営業概況を発表。運輸収入は前年同月比10%減の3億700万円だった。

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