無限新聞

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事件

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腐り家における保守の問題

現在の無限では、悲しいことにあちこちで家の腐りが発生している。中には知人の家であることもあるし、まったく知らない人の家であることももちろん多い。知人の家であれば、悲しみと共に復帰を願いつつ荷物の回収をし、そうでなければ、財産に潤いを与えるために回収をするのが常であろう。立地がよければ新居を建てて引っ越すこともあろうし、腐りは相当の労力と時間を費やしても楽しめるイベントとも言える。

しかし、複数のグループが同じ腐りを狙った場合、共闘もしくは排除の行動をとるのが常である。共闘は仲良く早い者勝ちで回収すればいいだけだが、排除となると熾烈を極めることもある。なにしろオールフェルッカルールの無限である。赤ネームがライバル排除のためにPKするのは当然ながら、青ネームでもカウント4まではPK行為をしても赤ネームにはならないので、青ネーム同士で殺し合う可能性もある。


9月24日(月)22時、「事件です!」という一報が入る。

呼ばれていって見ると、この惨状である。

イメージ 1
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右の家が腐るので、左に回収用の家を建てておいたところ、このような状況になっていたとのことである。ちなみに家と家の間にいる荷ラマからバックボールをまいているが、首謀者はステハイのため名前の確認ができていない。

被害者となった左の家のオーナーは、GMコールをした。以下GMコールをした理由として、公式Q&Aから転載をする。


UO:ある領域を封鎖してしまうことは、違反行為ですか? 

質問 
ある領域を封鎖してしまうことは、違反行為ですか? 

回答 
船、ペット、家、その他の物を使ってゲーム内のあるエリアを封鎖してしまうことは許されるべき行為ではありません。ある領域、山、洞窟、建て物の入り口などを遮った場合、ゲームマスター(GM)は通行可能にするために、あなたが遮るために用いたもの、あるいは GM が削除の必要性を認めたあらゆるものを永久に削除する結果になるかもしれません。状況により GM がこれらの判断を下すことになります。


今回は左の家の入り口も含めてエリア封鎖となるので、立派な迷惑行為である。


グリーフタクティクスはトラメルルールのみ有効という認識で、オールフェルッカルールの無限には適用されないと思われていたが、今回は箱のエリア封鎖と合わせて「程度がひどい」というGMの判断によって、大量のプラスカルマの動物はすべて消去された。

イメージ 5

この事件が起った現場は島であり、動物が自然に移動すると言うことはありえない。また、プラスカルマの動物だけが放たれていたのは、明らかな赤ネーム対策であろう。だが、青ネームでもネクロ使いなどの場合、マイナスカルマであることが多いので、当然攻撃を受けて死亡することとなる。

また隅々までバックボールが残っているところをみると、島全体を通行障害状態にしていたようである。首謀者が単独であれば、大変な労力と時間を費やしたことであろうし、複数の共犯者がいると考えるのが妥当と思われる。
ただし、今回は実行者を特定することはできないというのがGMの返事である。




イメージ 2

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ところで、動物の消去作業は、一頭一頭おこなわれたため、担当のGMには予想外の時間と手間を費やしていただくこととなった。あるいは首謀者は単純に腐り家のオーナーへの愛、または友情のために、あるいは単なるいたずらの気持ちでこのような手段によって防衛しようとしたのかもしれないが、担当GMにかけた負担について反省すべきであろう。


疑わしきは、当の腐り家の内部に詰める人々であるが、疑わしいだけでは罪を問うことはできないので、名前を出すことは控える。

イメージ 6
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ちなみに、左の家に詰めた団体は、リアル優先のため腐りを待たず24時を持って解散した。

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