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調査リポート

米国で始まった「ブログ新聞」……読んでみたい理由

人気ブログを集めて印刷し、配布する――。そんな「ブログ新聞」というサービスが、米国で始まっている。ネットユーザーはこのブログ新聞を読みたいと思っているのだろうか? アイシェア調べ。

[Business Media 誠]

 人気ブログを集めて印刷し、配布する――。そんな「ブログ新聞」のサービスが米国で始まっている(関連記事)。新聞や雑誌の購読部数が減少する中、ネットユーザーはこの「ブログ新聞」について、どう思っているのだろうか。

 雑誌などの紙媒体とインターネット、ニュースを読むのはどちらが多いですか? この質問に対し「インターネット」と回答した人が最も多く62.1%であることが、アイシェアの調査で分かった。次いで「紙媒体・インターネットどちらも同じくらい」(22.7%)、「紙媒体」(11.0%)、「ニュースは読まない」(4.2%)という結果に。

 もし日本で「ブログ新聞」が始まれば、読んでみたいと思うか、と聞いたところ「読んでみたい」という人は33.6%。ニュースを読む媒体別に見ると、「紙媒体」で41.0%、「紙媒体・インターネットどちらも同じくらい」では41.3%。ただ「インターネット」とした人でも31.4%と、「普段は紙媒体を読まない人からもサービスへの興味がうかがえる結果となった」(アイシェア)

yd_blog.jpg (出典:アイシェア)

「ブログ新聞」を読んでみたい理由

 「ブログ新聞」を読んでみたいとした人に、その理由を聞いたところ、「読みたい時に読めそう」が47.3%と最も多かった。次いで「サービス自体に興味がある」(43.5%)、「新たなブログを知ることができそう」(38.7%)と続いた。このほか「紙媒体だと読みやすそう」(32.3%)や「手軽に持ち運べそう」(24.7%)、「手軽に保存できそう」(11.8%)と、紙媒体ならではの利点を挙げる人も目立った。

yd_blog1.jpg 「ブログ新聞」を読んでみたいと思う理由(出典:アイシェア)

 男女別、年代別に見ると、女性(52.9%)と30代(49.2%)、40代(52.0%)では「読みたい時に読めそう」が最も多かった。端末に向かわずに手軽に読める利便性が興味を持つ理由の1位となったが、男性(50.0%)と20代(45.7%)では「サービス自体に興味がある」がトップとなっており、興味のポイントに違いが見られた。

 携帯電話を使った調査で、20代〜40代の男女554人が回答した。調査期間は6月30日〜7月3日まで。

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