息子の卒業式の日は、とっても感動した。


中学校に入学して、これまでが嘘のように

すごく彼はがんばって、


こっちに引っ越してきてからというもの

私がフルタイムで働くようになって

さびしい思いをさせてる一方で

なにかのイベントの際は

子どもたちの、キラキラの笑顔が増えた。

 


こんなに、子どもらしく笑う子だったかな?


そう思うぐらい。(^∀^)

 

 

パニックを起こすわが子を迎えに行き

いっしょに帰る最中、

 

「おれ…がんばってるよ…」

 


と、ぽつり…つぶやく。


「うん。そうだね。がんばってるよ」

 


授業も受けている。

こうして早退した日は、家で家庭学習もやってる。

ふだんは、勉強嫌いな子だけど、

自分の理由で授業を受けられないことはわかっているようで…。

 


でも、それだけじゃない。

 


「誰にも、手あげてないよ…」

 


そう。

そこはとっても、がんばってる。

でも…

でも、つらいけれど

「そうだね。でもね。手をあげない…それが『基本』なんだよ」

 

今、発達障害は世間で悪く言われている。

私だって、発達障害者の問題点は、よくわかっている。

 


手をあげてしまえば、それまで積み上げてきたことも 0 になる。

 

 

だから、よけいに息子のその言葉は

胸に、ぐっとくる…。

 

 

誰しも、その「我慢」をして、社会と共生している。

 

 

今、発達障害は世間で悪く言われている。


「我慢」ができない。


と。

 

 

そんなことはない。

ちゃんと、成長していける。

 

 

そんな、

 

卒業式のあのときの感動を

なにかのときに破顔してみせるキラキラを


ふだんの彼の涙の出る努力を…

 

成長の一歩一歩を…

 

 

 

大事にしてあげたい。

 

 

 

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