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羅老号、きょう打ち上げ再挑戦

 今月19日、7分56秒を残して打ち上げが中止された韓国初の宇宙ロケット「羅老号(KSLV1)」が25日、再び打ち上げに挑戦する。今回の打ち上げは2005年以降、7回の延期の末に行われる「七転び八起き」の試みだ。

 教育科学技術部は24日、「午前11時から上段と下段のロケットそれぞれのリハーサルを実施した。25日の天候は、雲が厚くかかるとの予報だが、打ち上げに支障を与えるほどではない」と発表した。

 打ち上げリハーサルは実際の状況を仮定して、ロケットのほかに発射台、光学カメラ、追跡レーダー、発射運用システムなどが正常に稼動するかを、電気信号を通じて確認する作業だ。航空宇宙研究院のチョ・グァンレ本部長は、「リハーサルは午後5時10分に完了した。一度打ち上げを中止したため、研究員らはさらに緊張した状態でリハーサルを進めた」と語った。

 羅老号の打ち上げ時間は前回と同じ午後5時と予想される。教育科学技術部は「25日午前、韓ロ飛行試験委員会の最終点検結果と気象条件を考慮して、午後1時30分ごろ最終打ち上げ時間を発表する予定だ」としている。

羅老宇宙センター(高興郡)=イ・ヨンワン記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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