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vendredi, mars 16, 2007

CGM x Charity x Beauty

今日の午後は慌しかった。
敢えて共通テーマをつけるとしたら、「Charity」。

CGM => Charity
再び伊地知晋一さん(http://blog.livedoor.jp/ldijichi/)のセミナーに参加し、CGMマーケティングについて、復習。

明日が堀江さんの判決が出るからなのか、それとも伊地知さんにフォーカスした番組か何かなのか、よく分からないが、NHKとフジテレビが取材に入っていて、頭上を大きなマイクが行き来していた。それとも、明日、伊地知さんの次の本が出版されるからかな?(http://www.amazon.co.jp/dp/4756149014/ref=pd_bbs_sr_1/503-2361214-3875140?ie=UTF8&s=books&qid=1173966827&sr=8-1)
もちろん買うけれども。

ライブドアの副社長だったということで、幾多の困難を乗り越えて来たのだが、ものともしない精神力の強さを感じさせる方で、澄み切った瞳の奥に秘められた熱い信念に心を揺り動かされる。

ライブドア時代のノウハウを生かして、地域ポータルをつくり、地域を活性化すると同時に、そのポータルサイトを運営する仕事を障害者の方たちに提供し、障害者雇用も活性化させている。(ライブドア時代も活動をされていたそうだが、そういう陰徳は得てして表に出てこないし、マスメディアも取り上げることはない。)

社会的に不利な立場にある人々を助け、そしてそのノウハウを更に次の自分の仕事にも生かす、という好循環を、伊地知さんは「自分は運がいい」と仰っていたが、インターネットによって地域格差を無くす、という信念があったからこそ、出来たことなのではないだろうか。


2007 Miss Universe Japan - CASINO FINAL => Charity
セミナーの後は、国際フォーラムにて、2007年のミス・ユニバース ジャパンの優勝者を決めるイベントに行ってきた。2006年は、知花くららさんが日本代表として選ばれたこの大会。スペシャルゲストとして勿論彼女も舞台に登場。やっぱり彼女はとても綺麗だぁ~っ!(どんなに綺麗かは、ミス・ユニバース ジャパン ナショナルディレクターのイネス・リグロンのブログに詳しい=>http://myblog.ask.jp/muj_ines_ligron/)

4000人の応募の中からファイナリストとして残った11人の美女たちの中から、優勝者を決める、というイベント。テーマがCASINO FINALだったので、映画007 カジノ・ロワイヤルを彷彿させる出来上がりになっていた。

2007muj 2007muj_02 2007muj_03

審査員は、イネス、写真家の桐島ローランド氏、WWD編集長の山室一幸氏、サマンサ・タバサ社長 寺田和正氏、モデルのジェシカ

11人の美女達は、まず、カジノ・ロワイヤルのテーマ曲と共に舞台に登場し、激しくダンスを踊るところから始まった。セクシーさ、妖艶さ、コケティッシュさ、美しさ、強さ、挑発的な表情、など、目まぐるしく見せ付ける美女達のデモンストレーションに、圧倒された。

ダンスの後は、司会の石田純一氏、LiLiCoさんが、ファイナリストたち一人ひとりに、ランダムに質問を投げかけるので、それに答えてもらう、というセッション。

大きな舞台ということで、あがってしまっているということもあるのだろうけれども、質問とは全然関係のないトンチンカンな返答をしている人も何人かいたのが、印象的だった。素晴らしかったのは、日本語だけではなく、英語や韓国語がスラスラ出てくるところ。特に、即興で日本語できちんとした返答した後に、同じ内容を英語でスラスラとスマートに答えていた北川麻依子さんが印象的だった。

次は水着ショー。La Perlaの美しく個性的な水着に身を包んだ11人が、ランウェイのように次々に舞台に現れる。しかし、ただ水着をつけているのではなく、毛皮ですっぽりと身を包んで現れ、舞台の中央で少し脱いで水着を見せる、というインパクトのある、艶めかしいデモンストレーションだった。音楽のテンポと歩調がとても合っていて、綺麗なショーだった。最後は、全員が集まり、毛皮を脱ぎ捨てて去っていく、という演出もよかった。

そして最後は夜会服に身を包んで登場するファイナリストたち。ウォーキング、立ち姿、全てが個性的で美しい。11人はそれぞれに美しく、甲乙つけがたいのだが、舞台を見ていくうちに、誰が世界の舞台に相応しいのか、だんだん気付かされる。

ミス・ユニバースに限らず、「ミス○○」コンテスト(Beauty Pageants)を、美しさだけを競っているという時代は終わり、ウーマン・リブの洗礼を受けたこともあって、「美しい=見た目だけ、良妻賢母型」では済まされなくなり、「美しい=見た目、芯の強さ、知性、チャリティへの理解、物怖じしない態度」など、「美」を審査する項目は多岐に亘るようになってきた。

知花くららさんは、なぜ2006年に勝ち残れたのか?類稀な美しさ、スタイル、も勿論あるけれども、その大きな要因は、"self-confidence"(自信)。

自分が美しいと信じること、自分の未来を信じること、自分の存在によって、人が注目し、慈善活動にも目を向けるようになってくれると信じること。

今日の優勝者は、森理世さん。ショーの途中から、彼女のプレゼンスは際立っていた。そして、彼女だけが、マイクを向けられたとき、「私は優勝して、世界大会に行きます」と強く宣言していた。

2007muj_04


一日を終えて。。。
Charityに携わろうという人々には、信念があって、その信念が正しい、という熱くて強い思いがある。その手段が、インターネットであっても、美人コンテストでも、信じて突き進んで、誰かを幸せにしようという目的があって、その目的が揺るがなければ、必ず達成されるはず。自分を信じよう。


追記:
はぁ~、それにしても目の保養になった。。。
昨年、在日イタリア商工会議所主催のチャリティ・イベントに、知花くららさん+ファイナリスト美女軍団が登場し、寄付を募っていたそうだが、出席していた男性曰く、あまりの美しさに目が眩み、凄い額を寄付してしまったらしい。彼の居たテーブルだけで、1千万円は下らないのではないかと言っていた。美しさがちゃんと役に立っている一例。

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