レポートの書き方 
 
1 レポートの構成
 
@表紙:タイトル、あなたの名前、提出先、提出日などを書く。
A序論:このレポートを書こうと思った理由などを書く。
B本論:以下の内容を書く。
a.調べた方法と内容
b.調べた結果わかったこと
c.調べたことからあなたが考えたこと(考察)
C結論:まとめを書く。
D参考文献:レポートに使った参考資料の名前
*序論は問題提起、本論で調査・考察、結論で問題に対するあなたなりの答えを書く。
本論の調査・考察は客観的に書き、あなただけでなく読んだ人が納得できるように書く。

2 レポートを書く手順
 
@何について書くか決める。
 あなたは、どのような事柄、話題について書きたいですか。例えば、「環境問題について」、「日本の伝統文化について」など、書きたい話題を決めてください。
 A一番言いたいこと(主題)を決める。
  @で決めた話題について、色々調べてみましょう。その中で、あなたが一番興味を持った事、一番言いたい事を決めてください。
 Bタイトルを決める。
  一番言いたい事が決まったら、それをまとめたものをタイトルにします。
 Cレポートに書く内容を決める。
  読む人が、あなたの「一番言いたいこと」を理解できるような、また納得できるような内容を、Aで色々調べた内容から選びましょう。  もし、必要なら、もう少し調べてみましょう。写真や図、表など必要なものも準備します。
  Dレポートの構成を決める。
  1)のレポートの構成に沿って、A、B、Cで決めた内容を並べましょう。
 Eレポートを書く。
 文は普通体で、わかりやすい文を書くようにしてください。

3 レポートの形式
 
レポートの形式には色々ありますが、ここでは、その一つを紹介します。
@表紙

A表紙以外のページ


(1)ページ数
(何ページ目)/(レポート全体のページ)
現在見ているページが、レポート全体の何枚目かわかるように書く。
例)
全体が10ページあるレポートの3ページ目
3/10

(2)小見出しと番号
 @小見出し
  本文は長いので、内容のまとまりごとに区切ります。そのとき、そのまとまりの内容に合うタイトルをつけます。このタイトルを小見出しといいます。
A番号のつけ方
  小見出しには番号をつけます。
  もし、一つの小見出しをつけた内容が、またいくつかのまとまりに分けられるときは、その小さなまとまりにも小見出しをつけます。番号のつけ方は、以下の図のようにします。

(3)図や表
 図、表、グラフはそれぞれに通し番号とタイトルをつける。
 表の場合は、表の上に番号とタイトルをつけ、図とグラフは下につける。
 例

(4)参考文献の書き方
1)単行本の場合
 下の順番で書きます。ただし、青字の部分はない場合があります。

 番号 著者名 『書名』 巻数、編者名、訳者名 、発行所名<文庫・新書> 、刊行年、引用ページ

 例)
 (1)内田康夫 『不知火海』 講談社、2003年、125−135ページ

2) 雑誌・新聞記事などの場合
 番号 執筆者名 「論文・記事名」 訳者名 、『雑誌・新聞名』 巻号数、発行所名、刊行年、引用ページ

 例)
 (1)家田章子 「共起表現から見る『ノニ』文の用法」 『日本語教育』 125号、   日本語教育学会、2005年、39−41ページ

3) インターネット上のサイトの場合
 番号 サイト名>ページ名など (サイト運営者)、アドレス、アクセス日
   例)
 (1)きもの>着物まめ知識>きものの種類(株式会社 とやま着物)、
   http://www.toyamakimono.html 2005年5月5日

* 要約を引用した場合でも、必ず何から引用したか書いてください。

 
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