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河内家菊水丸、最終作発表「衆院選大予想音頭」

常光寺のやぐらに立った河内家菊水丸

◆ デビューの地、大阪・八尾の常光寺で披露 ◆

 新聞詠み河内音頭家元の河内家菊水丸(46)が23日夜、大阪府八尾市の常光寺で開かれた「地蔵盆踊り」大会で新聞詠み河内音頭の最終作品「菊水丸流 第45回 衆議院選挙大予想音頭」を披露した。

 中学3年時に初めて立った常光寺のやぐらに上がると、まずは室町時代から伝わる伝統的な「正調河内音頭」に初挑戦。「32年前のような緊張感がある」と話していたが、堂々の節回しを披露した。

 続いて披露した最終作品は客員教授を務める大阪芸術大学の学生から募集した歌詞に自ら考案した「どことどこがくっつくか 世直し選挙の結末は」などの歌詞をミックス。「真夏のすごい選挙。最後にふさわしい」と話す衆院選ムードを盛り上げた。

 1984年のグリコ森永事件をネタに、戦後長く途絶えていた新聞詠みを復活させた菊水丸。以来、国会議事堂前でのゲリラライブやイラク、北朝鮮訪問などで世相を風刺してきたが、9月いっぱいで「新聞詠み河内音頭家元」は返上し、25年間の活動に終止符を打つ。その後は肩書を「伝統河内音頭継承者」に改め「正調河内音頭」の普及に努めていく。

菊水丸店主 珍宝堂

[ 2009年8月24日付 ]

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