王者西岡がスパーリング開始「相手がどうこうより…」

ＷＢＣスーパーバンタム級タイトルマッチに向け、スパーリングを開始した西岡利晃（右） Photo By 共同

　世界ボクシング評議会（ＷＢＣ）スーパーバンタム級タイトルマッチ（１０月１０日・東京代々木第二体育館）で３度目の防衛戦に臨む西岡利晃（帝拳）が２４日、東京都内の所属ジムでスパーリングを開始した。

　同級６位の挑戦者イバン・エルナンデス（メキシコ）を想定し同じジムの日本フェザー級王者、松田直樹と３ラウンド拳を交え、武器の左ストレートを的確に当てた。

　スパーリングは１５０ラウンド超を予定し、右ジャブの精度を上げていくという。左構えの王者は「相手がどうこうより、いかに自分自身を高めるかが重要」と話した。

[ 2009年08月24日 17:57 ]