2009年8月24日 18時13分更新
今月9日、大雨の被害を受けた岡山県美作市の小学校では2学期の始業式を控え、24日、教職員がプールに流れ込んだ大量の泥水の清掃作業にあたりました。
美作市の土居小学校では、今月9日の記録的な大雨で学校の東側の斜面から25メートルプールに、大量の泥水が流れ込む被害を受けました。
2学期の始業式をおよそ1週間後に控えた24日は、教職員ら13人が出て、プールの清掃作業にあたり排水ポンプとブラシやほうきを使ってプールの底にたまった泥水を取り除いていきました。
美作市では、今月9日、午後10時までの24時間に降った雨の量が観測史上もっとも多い、224ミリを記録しました。
土居小学校ではプールのほかにも校庭の土が流出したり、体育館の床下が浸水したりする被害が出ていて、24日、主な復旧作業がようやく終わったということです。
山田芳裕校長は「大雨の被害で教科書が使えなくなった児童もいるので、新しい教科書を配布して2学期を迎えられるようにしていきたい」と話していました。