岡山放送局

2009年8月24日 18時13分更新

公金着服の赤磐市職員処分

赤磐市は、市が事務局を務めていた国民健康保険の啓発活動などを行う団体の預金通帳からおよそ160万円を着服したとして、49歳の主幹を24日付けで懲戒免職の処分にしました。

処分を受けたのは、市の市民生活部市民課の49歳の男性主幹です。

赤磐市によりますと、この主幹は去年6月から先月にかけて、市が事務局を務めていた国民健康保険の啓発活動などを行う団体の預金通帳から、公金合わせておよそ200万円を30回にわたって無断で出し入れし、このうちおよそ160万円を着服していたということです。

市の調査に対してこの主幹は「金は家のローンの返済など生活費に使った」などと話し、すでに全額を返済したということです。

市では主幹を24日付けで懲戒免職の処分にするとともに上司の2人を減給の処分にしました。

市では当初、業務上横領で主幹を告訴することも検討していましたが、着服した金額をすでに全額返済したとの理由で見送るということです。