吉本、松竹新喜劇が歴史的対面 

握手を交わす松竹新喜劇代表の渋谷天外(中央左)と吉本新喜劇座長の内場勝則(同右)。中央後ろは藤山直美と月亭八方=大阪・なんばグランド花月
握手を交わす松竹新喜劇代表の渋谷天外(中央左)と吉本新喜劇座長の内場勝則(同右)。中央後ろは藤山直美と月亭八方=大阪・なんばグランド花月

劇団創立60周年の松竹新喜劇が24日、50周年の吉本新喜劇の拠点・なんばグランド花月(NGK)を訪問。両劇団が垣根を超え、史上初めて舞台上での対面を果たした。

 松竹新喜劇の大スター、故・藤山寛美さんは21年前にNGKで観劇。その際、寛美さんを出迎えた落語家・月亭八方と、寛美さんの娘で女優・藤山直美が、橋渡し役を務め、両劇団の記念の年に大阪文化を盛り上げようと実現させた。

 吉本新喜劇座長の内場勝則は「この場に居られてうれしい」と語ると、松竹新喜劇代表の渋谷天外は「次の世代の両座員が対面できることを楽しみにしてます」とエールを交換。「来年は一緒に舞台に立っているかも」と、夢の合同公演プランもほのめかしていた。

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握手を交わす松竹新喜劇代表の渋谷天外(中央左)と吉本新喜劇座長の内場勝則(同右)。中央後ろは藤山直美と月亭八方=大阪・なんばグランド花月
観客に手を振る藤山直美(中央左)と会釈をする月亭八方(同右)=大阪・なんばグランド花月
吉本新喜劇(右)と舞台上で初の対面を果たした松竹新喜劇=大阪・なんばグランド花月(NGK)
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