みっくみくにしてやんよ 9
さて、久しぶりの音楽館のコーナーです。
・・・ここ1ヶ月半ほど連日残業で、楽曲作成+キーボード練習するヒマもないという状況。
(ブログのコメ返信と記事作成だけで、睡眠時間が連日2時間前後・・・(−−;) たま〜に、ブログの方を極力放棄して音楽の方に時間を費やすようにはしてますけどね。
実質、休みの日じゃないとキーボードの練習すら侭ならぬという、ある意味、嬉しいような悲しいような。
まぁ、この不景気の中で仕事が忙しいってのは良いことなんだけど、限度ってもんがあるだろう・・・と。。。 とりあえず、ホントに「まったりペース」でしか進めない現状ですが、そのへん宜しくお願い致します。
ところで、ミクのベストアルバムが発売されますね。
・・・実質的なシングルベストではなく、お決まりの曲の中からの選りすぐりですが、
相変わらずの勢いで予約数が伸びていますねぇ。選曲も秀逸だし。 彼女の存在のお陰で、どれだけの作曲家・アーティスト・絵描き・構成作家などが生まれるのでしょう。 プロ・アマ問わずで考えれば、すでに尋常ではない効果ですが。。。
物作りにおいて決定版となる要素を含んだソフト・道具・銘柄・ブランドというのは、
絵描きにおける「SAI・フォトショ」のように「これで決まり」とも言えるソフトが必ずあるのですが、 「擬似ボーカル作成の決定版」とも言える存在意義を十二分に持ち合わせた奇跡のソフトである彼女は、 もはや「通常の商品」と違い、低迷・影が薄くなるという言葉を全く知らない存在になっているはずですから、 これからのミクのあらゆる活躍やエンターテイメント性というものは、非常に期待できますねぇ。
それに付け加え・・・・
・・・何にせよ、、、現実世界でも架空世界でも、やっぱり「カワイイは正義」・・・なんですよねぇ。 もはや、ただのアーティストというよりも、曲に合わせてその場その場で役割を演じる女優かタレント・・・ そういう世界観を作り出せる架空の人ってのは、それこそ前代未聞ですから相当なものだと思います。
海外の音楽ソフト制作会社も、ミク効果に肖ってキャラ+性能重視のボカロソフトなどを作っていますが、
それくらい実質ミクやミク曲というものは、iチューンなどの世界的音楽ダウンロードサイトを通じて、 主要国の音楽業界でも、ミクの存在やミク曲を普通に知っているのだとか、、、スケールがデカ過ぎですね。
さて、今回のミクの調律は「高性能DAWを使った合成・加工・ミキシング」です。
今までは「ミクのエディターのみ」での仕上げ、その後フリーソフトでの加工・インストとの合成という
フリーシーケンサー・フリーソフトのみで曲を作っていくということを想定した上での説明でしたが、 どのみち様々なエフェクトをピンポイントでかけたり、部分的にエンブローブを弄ったり、 もっとバランスを追求するためには、一度変更するたびに「トラックの合成」が必要であったり、 視覚的に弄りにくいボカロエディターや、同効果でも複数のソフトを転々としなくてはいけない作業では、 時間的・効率的な不都合・不具合が色々と出てきます。
というわけで「メイン・サブ1・サブ2・サブ3・サブ4」を別々にWAV化して、
それをDAW上のトラックにインポートし、1つ1つに対しての設定付け・効果付け・加工処理、 「VST・エフェクト→必要であればステレオミックス録音→修正・ミキシング」していくという さらに細かいバランス調整を出来る形で説明を続けていきますね。
まぁ、高性能DAWなどを持っていなくても、今までこのコーナーで説明・証明してきた通り、
以前のフリーのみの方法だけでも十分に上手に歌わせられますので。
無論、以下の方法は1つの画面にまとめて並べて処理して合成できるような環境でなくても、
手間は掛かりますがフリーの環境でも複数のソフトをいくつも使えば同じことは可能です。 さらにミクをより上手に歌わせることを目的とする人は、どうぞ参考になさってください。
まずは完成したトラックを1つ1つのパート毎にWAVファイルとして書き出していきます。
この時に注意すべきなのは「DAW側で細かく調整する」ので、 エディター側ではフラットな状態に戻しておく必要があることです。 (ミキサーのソロ・ミュートを使わずに、現在表示しているトラックだけを書き出す事も選択出来ます)
必要なトラックを指定して、ミキサーの音量とパンをデフォルトに戻したら、
その手順で1つ1つのトラックを書き出して、DAWのトラックにインポートしていきます。
また、さらにエディター側での調節・DAW側での調節共々において重要な事が、もう2点。
【トラックやファイル名には、必ずきちんと明確な名前を付けておきましょう】
【調整をフラットにする前に、きちんとメモするか、画面をキャプチャしておきましょう】
ファイル名に関しては、これを正しくつけていないとミクのデータが7つも8つもあるわけですから、
DAW上でも「どれがどの役割のミクなのか分からなくなります」 きちんと「メイン 山々」・「サブ1 山々」など、一目で分かる名前を付けておきましょう。
またこれは、ミクのエディターで調整している段階でも言える事ですので、
迷わないように最初から「メイン・サブ1・サブ2・ブレス」など役割に応じた名付けをしておきましょう。
それと、ミクエディター側でも相当細かく数値を弄っているはずですので、それも1つの貴重な曲データです。
数値を0に戻す前に、きちんとその数値をメモに控えるか、キャプチャ画像として保存しておきましょう。
DAWに移した後の最初の工程が「エディターと同一状態の復元」ですので、
ある程度の数値すらド忘れしてしまったら、その時点でかなり取り返しが付かなくなります。 ですから、明確な数値をキッチリと保管して、すぐに作業に取りかかれるように準備をしておきましょう。
エディターとDAWの大きな違いは「複数のソフトを跨がなくて済む」
「インサート・センドリターンなどの加工処理が視覚的に分かりやすい」 「VST・加工ソフトを調整+再生しながら使用可能」「再生中でもリアルタイムに加工・微調整を施せる」 「大抵の有料ソフト・高性能バンドルは、無料ソフトに比べ、非常に見やすく、操作もしやすい」 「より細かい調整などが、非常に分かりやすく、ミキサーにて簡単に曲のバランスも取りやすい」
などなど、主に細かい作業重視の操作性・機能性に富んでいるわけですが、
音楽制作は聴きながらの微調整じゃないと非常に難しい部分もあるので、 その作業効率は、ただでさえ扱い難い+VSTも使用不可であるエディターの比ではないです。
それでは、文字数制限が近いので、続きは「みっくみくにしてやんよ 10」にて。
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フェミや女w批判のエントリーには続々と荒らしがやってくるが、こういうエントリーにはわいてこない
それだけの分別があることを喜ぶべきなんでしょうか
しかし作り物でもここまで再現が可能になってるという技術の進歩には驚きます
あとは人間型アンドロイドの作成を早くしてもらいたいものです
2009/8/23(日) 午前 8:43 [ 初でした ]
>それだけの分別があることを喜ぶべきなんでしょうか
そうですね。
一時期はこのコーナーにも書き込みに来ていた時があったのですが、
その頃と比べれば、全体的なコメ数は増えたものの、
きちんと彼らなりに分別つけて弁えてくれているので、その辺は感謝いたします。
だから、真面目にやろうと思えば、出来る人たちなんですよね、、、
その辺が惜しいだけに、やりきれない思いもあります。
2009/8/23(日) 午後 4:49
まあ、分別つけなければ
「ああ、その程度の連中なの。もはや話にならん」
と切り捨てる事も出来るんですがね(それを警戒してるのか?)
>真面目にやろうと思えば、出来る人たちなんですよね
いやいやいや
真面目にやる気があるならあんな屁理屈こねません
そういうごくまれな例外を基準にしてはいけませんよ
何より、「やれば出来るのにやらない」というのは最低最悪ではないですか
2009/8/24(月) 午前 8:26 [ 初でした ]
初音ミクの登場で、本当にメガゾーン23に登場したヴァーチャルアイドル(人工知能)が実現するのかも、と思えてきました。
マクロスプラスでも良いですが
(なお、メガゾーン23は実はよく知らない)
今はまだ入力しなければならない段階だけど、そのうち対話方式で入力が可能になるんではなかろうかと思っております
2009/8/24(月) 午前 8:28 [ 初でした ]