甲子園の砂は中国産

新聞のテレビ欄に「１３０億男がピンチ」なんて思わせぶりなことが書いてあったので今日の出来事を見たら、村上ばっかり出ていていっこうにやる気配無し。
番組が始まってだいぶたってから「今日予定していた特集は後日あらためて放送いたします。」って、ワクワクしてＢＮＦ先生の登場を待っていたのに！
社員の性犯罪を隠蔽するためにネット規制をおしすすめる日テレに期待した俺がバカだったよ。

そんなわけでいつものようにＷＢＳに移動したのだが、特集がとても面白かった。
コンクリートの原料になる砂が足りないというのだ。
河川の砂はほぼ取り尽くし、関西では瀬戸内海の砂を利用してきた。
それにも限界が来ていて、近年は７０％を中国からの輸入に頼っていたのだが、突然中国政府が天然砂の輸出を全面的に禁止して建築業界が大パニックになっている。
あんまり足りないから岩を砕いて人工的に砂を作っているけど、天然にくらべて品質は劣るし、機械にかかかる費用もバカにならない。

日本は国土が狭くて河川が短いから砂が慢性的に足りないのですよ。
だから高度成長の時代にほとんど取り尽くしちゃってて、仕方ないから海の砂を洗って使ってた。
「鉄筋コンクリート」は鉄とコンクリートからできているわけで、海の塩は鉄に良くない。
きちんと洗っていれば良かったのだけど、やっぱり手を抜く人はいるわけで、海砂を使った山陽新幹線の高架橋がボロボロ崩れているのです。

それと甲子園の砂は福建省から輸入しているそうだ。
紀州白良浜の砂はオーストラリア。

コンクリートが危ない

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