夏休みに子供が通っているクラブで夏の合宿があり、そこでペットボトルロケットを作成し、持ち帰ってきました。現地では、飛ばして飛距離競争も下らしく子供もとても喜んでいますし、自由研究もやってないし、でこれを転用しない手は無い.....なんて、思ったのですが(再試作してね).....ペットボトルロケットは持って帰ってきたのですが、肝心のランチャーの部分がありませんし、構造もわからない。困った。 今までは、ペットボトルロケットはニュースなどでは見たことありますが、実際に作った事が無いのでどういうつくりになっているかは皆目.....自転車用のポンプで空気を入れているのでタイヤのチューブを流用する用だけどなぁ。うーみゅ。 と思ったのが、今日の朝。(実は、紙コップを使ったカーボンマイク電話でも作らせようかと思っていたのでした。こちらは、材料もそろえつつあったんだけどなぁ) 買ってしまうと立派なのが手に入るのだろうけど、結構高い(3000円ぐらい?)のと、買ったものを使うのはなんとなく嫌。ということで構造を理解して、パーツに分解して入手するしかないとなりました。 文明の利器(PCとネット)を使って作り方が書いてあるところをいくつか探して構造を理解して、ペットボトルロケットの噴射口とランチャー部分の作り方を仕入れました。(参考にさせていただいた代表的な文献は、こちら(PDF)やこちらのHPです) これらの文献を見ると要は庭の水撒きをするときにホースを繋ぐときに使うワンタッチジョイントを流用して(加工して)製作すると理解しました。 ただし、基本的な構造を理解したら適当に手を抜くとか構造を変えてしまうと言うことも良くやる茶豆ですが、今回も手を抜きました(^^; リモコン機構はきちんと付けた方がよさそうなのですが、今回は無しにして直接手でスタートさせましょう。 次は部品があるかですが、とりあえず面倒そうな自転車用チューブの受け口に関しては捨てていない自転車があるのでそちらをばらせば何とかなりそう。工具は、昔からチョコチョコ購入していたもので何とかなるでしょう。 ということでパーツになりそうなものを購入してきました(すべて100均で買いました) ・水道ホース用のコネクター一式 ・L字金具 ・卵とじ用のなべ蓋 ・瞬間接着剤 ・紙やすり ・ねじ類少々 なんか、他にも必要かなぁと念のため買ってきたものがありましたが結局使わず... こんなところですね。 材料と、工具がそろったのでさぁ工作開始と 1. 捨てる自転車からパーツを取ります。 利用工具:マイナスドライバー、はさみ 2. コネクターの受け側を加工して、取り外したパーツを挿入 ・そのまま入ればラッキーと思ったのですが、 さすがに甘かった。必要以上にあるプラスチック部分は 切断しました。 ・接着には瞬間接着剤を利用 3. コネクターの差込側の広くなっている部分で切ってしまい 穴を開けたペットボトルの蓋に瞬間接着剤でくっつくける ・平面が出ていないと接着が難しいみたいです −水漏れ、接着強度不足などで何度か作りなおし となりました。一番苦労したところかも。 4. なべの蓋の中央部分の穴を大きくする ・コネクターが入るぐらいの大きさにしないとならないの ですが、工具類の中を探しても以前持っていたはずの リーマーが無い(;_;) ・しょうがないのでドリルで根気良く穴を開けて行き ニッパで繋いで穴を作ると言う、真空管時代の 板金工作をやりました(^^; アルミが薄くてよかった(^o^)ホッ 5. L字金具になべの蓋を蝶ネジで固定 ・格好を気にせずペンチでまげて平衡出しました(^^; 6. 機の台の上にL字金具をネジ止めして完成。 (トップの写真です) 途中の経緯があるともっとわかりやすいのですが.....手探りだったので 文章だけで申し訳ない。 感想としては、思ったよりも簡単だったと言う感じです。 ためし打ちをして見ましたが、水をちょっとだけ入れて空気入れで1回空気を入れただけでしたが、10mぐらい飛んでいってしまいました。飛びすぎ.... ということで、親子で近くの公園まで試射をしにいきました。 結構とびますねぇ。子供たちにはロケットのように真上に打ち上げるのが受けていました。 困った点としては ・直接手で押し下げているので、押し下げ係の人(私) は、噴射する水をモロにかぶってしまい濡れる ・直接手で押し下げて飛ばしているので、一定以上の 圧力があると下げられなくて飛ばない。 −本当はもっと飛ぶはずなんだけどなぁ...... が上げられます。 ただ、子供たちも大喜びでしたしなかなか楽しい一日でした。 |
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