[ねらい] |
ドライアイスは二酸化炭素の固体です。常温で昇華して気体になりやすく、気体になると体積が増えて膨張します。このとき、ペットボトルに入っていた水を吐き出させますので、その水を噴き出す反作用でペットボトルは飛んでいきます。
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[使用器具] |
タオル,かなづち,ペットボトル,ゴム栓,紙コップ,発射台(塩化ビニールの筒,植木鉢などでもできます),軍手(手袋)
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[使用材料・薬品] |
ドライアイス
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[方 法] |
- ドライアイスをタオルで包み、かなづちで叩いてペットボトルに入るくらいの小片をつくります。
- ペットボトルに@のドライアイスのかけらを3〜4個入れ、紙コップ1杯の水 を入れて素早くゴム栓をかなりきつくします。
- 発射台にAのペットボトルを逆さにして立て、しばらく待ってください。
- ペットボトルは水を噴射しながら、10mぐらいは高く飛んでいきます。
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[危険・注意] |
- ドライアイスを扱うときは、できるだけ手袋をして行いましょう。
- ペットボトルが飛んでいくとき、人や物に当たると危険です。飛んでいく方向に十分注意してください。できれば真上に飛ばした方が面白いですね。
- 発射台はペットボトルが入るぐらい(内径11cm,高さ35cm)の塩化ビニルの筒を準備すると良いですね。植木鉢に寝させる形でも結構です。
- ゴム栓の変わりにペットボトルのキャップをそのまま使うのは絶対いけません。ペットボトルが破裂し、塩化ビニルの破片が飛び散って危険です。
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