19日に日本政府が新型インフルエンザの流行を宣言したことから、総選挙を10日後に控え遊説スタイルが変わっている。多くの政党はこれまで有権者とのスキンシップを重視してきたが、これ以上こうした方式で進めるのは厳しくなったのだ。代わりに「目と目で対話」「手袋着用」など、有権者と距離を置きながら政策アピールなどのメッセージを伝える方向に変わっている。自民党は20日、候補者と選挙運動員らの健康管理を遊説現場での予防対策を徹底するよう各選挙事務所に伝えた。各事務所と遊説現場には消毒薬を置くようにした。
神奈川11区から出馬した横粂勝仁候補(民主党)は先週末に新型インフルへの感染が確認され、17日まで集会に参加しなかった。18日から遊説を再開したが、握手する際には必ず手袋を着用し、演説の際も有権者につばがとばないよう距離を置いている。さらに高齢の有権者には握手を求めず、代わりに頭を下げ丁重にあいさつしじっと目を合わせる候補もいた。17日には愛媛1区から出馬した塩崎恭久元官房長官の運動員1人が高熱を訴え一時的に選挙事務所を閉鎖した。
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