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航空トラブル:ANA機が緊急着陸 鳥衝突で油圧系トラブル--福岡空港

 22日午後8時15分ごろ、大阪(伊丹)空港から長崎空港に向かっていた全日空(ANA)169便(ボーイング737-800型機)の機長から「オイル漏れランプが点灯し、車輪が出ない」と福岡空港事務所に連絡があり、同空港に同8時54分、緊急着陸した。乗客・乗員68人にけがはなかった。ANAは鳥の衝突(バードストライク)による油圧系トラブルと見ている。

 同事務所やANAによると、機長は大阪空港を離陸直後に鳥とぶつかったと報告していた。その後、山口県上空を飛行中に車輪のトラブルを連絡。福岡空港上空を旋回しながら機械で車輪を出そうと試みたが作動せず、同8時38分、同事務所に「エマージェンシー(緊急事態)」を宣言、手動で車輪を出して着陸した。ANAによると、前輪の収納室に鳥の残骸(ざんがい)が見つかり、着陸装置の油圧チューブが損傷してオイルが漏れていたという。

毎日新聞 2009年8月23日 東京朝刊

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