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著作権譲渡をめぐり5億円をだましとったとして、執行猶予5年の有罪判決を受けた音楽プロデューサーの小室哲哉(50)率いるユニット「globe」が22日、東京・調布市の味の素スタジアムで行われたライブイベント「a―nation」に出演した。小室にとって今年5月の判決後初めてのステージで、ファンの前でのライブ活動は1年ぶり。35秒間頭を下げ「大変迷惑をおかけしました。心配もかけました」と謝罪し、ボーカルで妻のKEIKO(37)とともに再起を誓った。
夕暮れ時の午後6時20分。小室は、初心に帰る意味を込めた真っ白なスーツ姿で現れ、静かにピアノの前に座った。「誰?」。5万人の観客はすぐには気付かない。ピアノ演奏を始め、左右の大型ビジョンに小室のアップが映し出されると同時に、会場が驚きの声でどよめいた。ほおは、判決直後より若干ふっくら。髪の毛は明るく染まっていた。
globeの「DEPARTURES」、安室奈美恵の「CAN YOU CELEBRATE?」など8曲のサビを5分間、ピアノで披露し、ステージ中央へ。35秒間、頭を下げた後「大変迷惑をおかけしました。僕のピアノに耳を傾けてくれた皆さん、本当にありがとうございました」と謝罪。観客は拍手で受け入れた。
ピアノの後にはglobeのボーカルで妻のKEIKO(37)、マーク・パンサー(39)も白い衣装でステージへ現れ「FACE」など2曲を披露。狙ったのか、皮肉なのか「FACE」の歌い出しは―反省は毎日で 悔やまれることが多すぎて、という歌詞だったが、気に留めることなく、3人で肩を組み一礼。ステージでは笑顔を見せたKEIKOだが、終了後は感極まって楽屋で号泣した。
ライブ出演は昨年8月31日に味スタでa―nationに出演して以来1年ぶり。判決後は、関係者へのお礼の手紙を書いたり、読書などで自分を見つめ直す時間を過ごし、作曲活動を再開したという。今年8月1日に、個人事務所「a nine」を設立しエイベックスとあらためて契約。今月中旬、エイベックスからのオファーを受ける形で、出演が決まった。
今後の活動は未定だが、十数曲のデモ楽曲があるという。小室が、再び輝きを取り戻すことができるのか、今後も注目が集まる。
◆小室 哲哉(こむろ・てつや)1958年11月27日、東京都生まれ。50歳。83年にTMネットワークを結成し、翌年デビュー。87年にシングル「Get Wild」がヒットし、88年NHK紅白歌合戦初出場。95年にglobe結成。音楽プロデューサーとしても多数のアーティストを手がけ、ヒット曲を連発。2度の離婚後、2002年11月にKEIKOと再婚。
(2009年8月23日06時00分 スポーツ報知)
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