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佐藤6位!世界陸上マラソン団体は日本銅

<男子マラソン>ブランデンブルク門前を通過する佐藤敦之
<男子マラソン>ブランデンブルク門前を通過する佐藤敦之
Photo By 共同

 陸上の世界選手権第8日は22日、ベルリンで行われ、市街の周回コースで実施した男子マラソンで、日本勢は北京五輪代表の佐藤敦之(中国電力)が終盤に追い上げて2時間12分5秒で6位になったのが最高だった。アベル・キルイが2時間6分54秒の大会新記録で制し、ケニア勢が2連覇した。

 清水将也(旭化成)は2時間14分6秒で11位、入船敏(カネボウ)は2時間14分54秒で14位。前田和浩(九電工)は39位、藤原新(JR東日本)は61位だった。佐藤は日本勢6大会連続の入賞を果たしたが、日本の5選手は15キロ付近までに先頭集団から遅れ、メダル争いには絡めなかった。

 2位にはエマニュエル・ムタイ(ケニア)が続き、ツェガエ・ケベデ(エチオピア)が3位。2003、05年大会連覇のジャウアド・ガリブ(モロッコ)は欠場した。

 各国上位3人のタイムで争う団体はケニアが優勝し、日本は3位だった。

 ▼アベル・キルイの話 とてもうれしい。いつか必ず自分がチャンピオンになると決めていた。周回コースはどこにも観客がいて声援してくれるし、給水も安定して取れるので走りやすかった。

 ▼佐藤敦之の話 うれしい。北京五輪で最下位の屈辱を味わい、陸上をやめようかとも思った。でもはい上がるのが会津の人間と言われた。後半勝負と思い、前半に飛び出されても絶対に抜けると信じて走った。

 ◆佐藤 敦之(さとう・あつし)初の五輪出場だった昨年の北京は最下位の76位。世界選手権は03年10位。自己ベストは07年福岡国際で出した2時間7分13秒。ハーフマラソンの日本記録保持者。美保夫人はアテネ五輪陸上女子800メートル代表。早大出。中国電力。1メートル70、55キロ。31歳。福島県出身。 (共同)

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