県内ニュース
イブニング・シックス
喜多方傷害致死事件。介護施設関係者が語る(08月22日)
介護福祉士の男が入所者の男性に暴行を加え、死亡させた疑いで逮捕された事件で、男が勤務する施設の関係者がインタビューに答えました。(天心会清野明男事務長の話真面目で実直、仕事ぶりも普通の勤務をこなしていた)きのう、逮捕された会津若松市の介護福祉士丹藤(たんどう)雅志(まさし)容疑者は、勤務する喜多方市のグループホームで入所していた清野(せいの)敬一(けいいち)さんに暴行を加え、死亡させた疑いが持たれています。警察の調べで清野さんの死因は、「内臓出血」と首の圧迫による「窒息」だったことが分かっていますが、丹藤容疑者は警察の取調べに対し、「腹を押しただけ」と話し、容疑の一部を否認しているということです。また、清野さんの遺体には複数のアザがありましたが、施設の関係者によりますと、清野さんは普段から転倒が多く、丹藤容疑者は「転んで出来たもの」と話していたということです。
会津能楽堂 こけら落とし(08月22日)
昨夜、会津若松市の「会津能楽堂」で檜枝岐歌舞伎によるこけら落としが行われました。「会津能楽堂」は本格的な能楽の舞台を備えた施設で、こけら落としでは檜枝岐歌舞伎が披露されました。上演されたのは平家の悲劇を描いた「須磨浦(すまうら)の段(だん)」県内外から訪れたおよそ800人の観客は普段は檜枝岐村でしか見ることができない歌舞伎の演目に見入っていました。会津能楽堂では今後も様々な伝統芸能の上演を行っていきたいということです。
新型インフル集団感染疑いを5か所で確認(08月22日)
新型インフルエンザの集団感染の疑いが、県内できのう、新たに5か所で確認されました。県によりますと、新型インフルエンザの集団感染の疑いが確認されたのは、県北地域の保育所と小学校と高校の部活動。さらに郡山市の高校の部活動と会津地域の保育所です。患者は、合わせて15人で、いずれの事例も休業や部活動の休止・外出を自粛するなどして対応しています。集団感染の疑いが、一日に5か所で確認されたのは初めてです。学校が新学期を迎えれば感染の拡大が懸念されることから、県ではうがい・手洗いを徹底するなど感染の予防や拡大防止に万全を期すよう呼びかけています。
喜多方の老人介護施設で傷害致死職員を逮捕(08月21日)
喜多方市のグループホームに勤務する40歳の介護福祉士の男が、入所者の男性に暴行を加えて、死亡させた疑いで警察に逮捕されました。傷害致死の疑いで逮捕されたのは、会津若松市天神町の介護福祉士、丹藤(たんどう)雅志(まさし)容疑者40歳です。警察によりますと、丹藤容疑者は先月29日の夜、勤務する喜多方市のグループホームで、入所していた清野(せいの)敬一(けいいち)さん(69歳)に暴行を加え、死亡させた疑いが持たれています。清野さんは施設の中のトイレの前で倒れていて、複数の殴られたような痣がありました。その後の司法解剖の結果、死因が「窒息」と「内臓出血」だったことが分かり、警察が捜査していました。発見された当時清野さんの部屋には鍵がかかっていて、逮捕された丹藤容疑者は清野さんの担当介護士で、当時は同僚と二人で夜勤中でした。丹藤容疑者は警察の取り調べに対し、清野さんに殴る蹴るの暴行を加えたことについては、認めているということです。
福島市のレンタル店で売上金盗まれる(08月21日)
きょう午前、福島市のレンタルショップで、店の売上金100数十万円が盗まれる窃盗事件がありました。事件があったのは、福島市鳥谷野にあるレンタルショップ「ゲオ福島鳥谷野店」の駐車場です。警察によりますときょう午前10時半ごろ、アルバイトの40代の女性従業員が店の売上金100数十万円が入ったカバンを車の助手席に置いて数分間、車を離れたところ、車の窓ガラスが割られ、金が盗まれたということです。女性は、売上金を銀行に預けに行く途中で、当時付近では、不審な男が車内を物色する姿が目撃されていたということです。男は20代で、身長が170センチほど。青いジーパンに帽子姿で、サングラスをかけていたということです。警察では、窃盗事件として捜査しています。
新型インフルエンザ対策会議(08月21日)
新型インフルエンザの流行が続く中、感染拡大を防ぐための県の会議が開かれました。会議では、来週から始まる新学期を前に県が学校に対して「予防の指導を徹底するよう」求めたことが報告されました。県によりますと県内で新型インフルエンザに感染した患者の数は今月になって154人で、県内全域で感染拡大が見られます。きょうの会議は、来週から始まる新学期を前に、集団生活を行う学校で感染が拡大する恐れがあることから開かれました。会議では県立の小中学校や高校などに対して、「校内における児童や生徒への健康観察をしっかりすること」など、新型インフルエンザ拡大防止のための10項目の指導を徹底するようきのう付けで通知したことが報告されました。県では、喘息や糖尿病など基礎疾患などを持つ人や妊娠中の人などは感染すると重症化する危険性が高くなることから、さらなる予防の徹底を呼びかけています。
パワーショベル事故で、書類送検(08月21日)
ことし5月、伊達市の民家で5歳の男の子がパワーショベルに跳ねられ死亡した事故で、警察は運転していた49歳の男性を、きょうまでに書類送検しました。書類送検されたのは、伊達市霊山町の建設業者の男性49歳です。この男性は、ことし5月市内の知り合いの民家で、パワーショベルをバックさせた際にこの家に住む5歳の男の子を跳ね、死亡させた疑いが持たれています。男性は整地作業中で、男の子が後ろにいたことに気が付かなかったと見られています。このため、警察では男性が後方の安全確認を十分にせずに作業を行っていたことが事故につながったとして、きょうまでに男性の書類を業務上過失致死の疑いで、検察庁に送りました。
浪江町のアパート放火の疑いで女を逮捕(08月21日)
昨夜、浪江町で自分のアパートの部屋に火をつけた疑いで42歳の清掃員の女が逮捕されました。現住建造物等放火の疑いで逮捕されたのは浪江町の清掃員久保田玲子(くぼたれいこ)容疑者42歳です。警察によりますと久保田容疑者は、きのう午後11時ごろ浪江町権現堂にある自分のアパートの部屋に灯油をまき、ライターで火をつけて台所や浴室などおよそ26平方メートルを燃やした疑いがもたれています。アパートには二十数世帯が住んでいましたが、ケガ人はいませんでした。久保田容疑者は警察の取り調べに対し「異性関係で人生が嫌になった。死のうと思った」などと話しているということで警察で詳しい動機を追及しています。
県庁子ども参観デー(08月21日)
子どもたちに県庁の仕事や役割を知ってもらう「県庁子ども参観デー」が開かれました。この企画は夏休みの子どもたちに親と一緒に県庁の仕事や役割を学んでもらおうと県が毎年開いているもので県内各地からおよそ130人が参加しました。子どもたちは、グループに分かれて県庁の中を見学し県内を流れる河川を監視している部屋では、システムを使って川の様子や雨の量などをチェックする様子を見学しました。また、県議会が開かれる議場では傍聴席に座って議会の仕組みや運営について話を聞きました。このほか、知事室では佐藤知事と一緒に記念撮影を行うなど子どもたちは、楽しみながら県庁の仕事を学んでいました。
お盆期間の輸送状況まとめ(08月21日)
ことしのお盆期間中、県内の高速道路では最大で51キロの渋滞があったことが分かりました。一方、東北新幹線の利用者は前の年を下回り高速のETC割引の影響がはっきり現われた形となりました。県警察本部によりますと、今月6日から16日までのお盆期間中に県内の高速道路で起きた最大の渋滞は下りが13日の東北道・安達太良サービスエリア付近を先頭におよそ51キロ。上りは16日の東北道・二本松インター付近を先頭におよそ42キロでした。またネクスコ東日本によりますとお盆期間中に管内で起きた10キロ以上の渋滞は36回で前の年の倍以上となりETC割引が大きく影響したと見られています。一方JR東日本によりますと、お盆期間中に東北新幹線の那須塩原駅と郡山駅間を利用した人の数は135万2千人で前の年を8万2千人下回りました。