助兵衛の随筆　イザ出張所

酒井法子さんが8月8日に覚せい剤取締法違反（所持）容疑で逮捕された。

すでに警察はマスコミに自分たちの都合のいい情報を事前にリークして、世論誘導をはかっていた。

疑うことを知らない日本人は警察とマスコミに煽られてのりピー叩きに夢中、猫まっしぐらといった感じです。

たかが覚せい剤でこれほど大きく報道するマスコミに不自然なものを感じる。

覚せい剤で逮捕された人間がすべてこれほど執拗にマスコミに報道されることはぜったいない。

警察の犬となり、警察の都合のいい情報ばかり流すマスコミ（特にテレビ局）の体質はいまだに健在である。

警察が自分の手柄を宣伝して、世論を誘導するためにテレビ局に情報をリークしている。

「草なぎ君逮捕事件の真実」にも掲載したが、『たかじんのそこまで言って委員会』で原口議員が警察署は目立つと予算が配分されるといっていたので、警視庁と渋谷署はのりピーを理由していい金儲けになったかもしれない。

警察はのりぴーを必要以上に晒しものにして金儲けしているわけである。

警察とマスコミがやっていることは、前時代的な野蛮で醜悪な権力のプロパガンダそのものだ。

警察やマスコミといった外道たちは、自分たちが儲けたり目立つためには、一般市民の生活や権利、社会正義などまったく顧みることがない。

日本にはびこる拝金主義、金儲け第一主義の悪いところが今回ののりピー騒動ではっきりとでていますね。

こんなどうでもいい事件がNHKふくめこれだけ大きく報道されることがばかばかしい。

日本のテレビ局は視聴率競争にやっきになるあまり、人の心や守るべきルールを忘れてしまっている。

またこんな事件を喜んで見ている日本人は品性下劣で理性知性がなくじつに情けない。

また警察のリーク情報をあたかも真実のごとく報道することには、容疑者の人権侵害はなはだしいだろう。

こういうマスコミ報道をみていると、日本は中国と北朝鮮と同じ東アジア文化圏の国なんだなあとしみじみ感じる。

まだまだ日本では国家の力が強すぎて、個人は奴隷のような扱いを受けているのだ。

やはり日本は政権交代して、もっと個人の力を強くする必要があると強く感じるよ。