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男性警官、無免許で公道運転=技能試験を複数回受験−広島

男性警官、無免許で公道運転=技能試験を複数回受験−広島

 広島県警中央署の20代後半の男性警官が、普通自動車の免許を持っていないにもかかわらず、警察内部の運転技能試験を受け、公道を運転していたことが21日、分かった。県警は道交法違反(無免許)などの容疑で事情を聴いている。
 県警によると、男性警官は昨年春と今年7月ごろ、広島県呉市などで実施された運転技能試験を少なくとも2回受験。公道で捜査車両などを運転したとされる。自動2輪の免許しか持っていなかったのに、所属先に定期的に提出する免許証のコピーに手を加え、普通自動車免許も持っているように装っていた。
 今年の試験で、たまたま免許を確認した際に不正が発覚した。男性警官は「プライベートでは乗っていない」などと話しているという。
 奥田右文監察官室次席の話 捜査結果を踏まえ、厳正に対処する。公務でパトカーなどを運転したことはない。(2009/08/21-23:45)

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