中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > 芸能・社会 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【芸能・社会】

モリケン さらば薬物と言おう!! 勝浦で防止キャンペーン

2009年8月21日 紙面から

海水浴客に薬物乱用防止を呼び掛ける森田健作千葉県知事=千葉県勝浦市(七森祐也撮影)

写真

 覚せい剤取締法違反容疑で女優酒井法子容疑者と夫高相祐一容疑者が逮捕された事件で、千葉県の森田健作知事は20日、高相容疑者が出入りした別荘がある勝浦市などで「薬物は絶対許さない。安心できる千葉にする」と薬物乱用防止をアピールした。森田知事は酒井容疑者の所属事務所の先輩にあたる。

 警視庁の家宅捜索で別荘から覚せい剤が見つかっており、森田知事は「勝浦のイメージダウンを防ぎたい」と自ら陣頭指揮を執った。

 森田知事はこの日、勝浦市と隣接の御宿町を訪れ、土産物店などで薬物乱用防止を訴えるポスターを張り、海水浴場では啓発文を入れたポケットティッシュを配った。

 19日には酒井容疑者の毛髪から覚せい剤反応が出たことが明らかになった。森田知事は「個人的にも本当に残念、悲しいこと。彼女は影響力がある人ですから…」と信頼していた後輩の裏切りに肩を落としながら、「覚せい剤、薬物事件が連日報道されている。千葉県として由々しき問題で看過できない。薬物は、人間辞めますということ。絶対、許さない!」と薬物一掃に断固とした態度をアピール。「夏休みも後半ですが、観光で来ていただいた方に不安なく、安心して楽しんでもらえるようにしないといけない」とボルテージを上げたが、別荘視察には「もう見たくない」とトーンを下げた。

 

この記事を印刷する


中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ