シロアリとなんとなく常識化? [つまらない]
皆さん、こんにちは。
実は、以下の内容はかなり前に書いて「下書き」に保管しておいたものです。 ちょっと修正して柔らかくしましたが、それでも載せるべきか迷いました。 理由は、ほぼ間違いなく反発を食らうことが予想されたからです。
ほんとはユーモアにまぶしてもっと面白おかしく書ければいいんだけどなあと思いますが、あいにく私にはそういう文章のセンスがないのが残念。
ですから、不快な気分になったらどうぞ途中で放棄してくださいね。 「このバカ!なにを言ってる!」でいいですから。
嫌われ者覚悟です。
今日は雑談です。 つまらん内容になりそうなのでお時間のある人だけ読んでやってくださいね。
世の中には常識だと思われてることで実は非常識なことってけっこうあると思いませんか? 繰り返し繰り返し喧伝されると、いつのまにか何となくそうなんだろうな~と、たいした根拠もないのに受け入れてしまうような? ウソも百回聞かされるとホントになっちゃう。
いわば非常識が完全に常識化してしまっていることって多い気がします。 エコとかリサイクルとかいわれるとなんとなくそーなんだろうな~と無批判に受け入れてしまうみたいな。
たとえばシロアリについて・・皆さん、以下の質問に対してはどうですか?
- 床下に湿気があればあるほどシロアリが湧きやすい。
- お隣の家にシロアリが発生すると、そのシロアリがすぐにこちらへ移動してくる。
- 床下換気扇を取り付けるとシロアリがわかない。
- 腐朽菌がシロアリを誘引する。
- 床下をベタコンにすればシロアリは防げる。
・・・きりがないので止めますが、これらはほとんどの人がYESだと思っているんじゃないかしら。 これについては以前書いた私の記事を参考にしてくださいね。http://siroari.blog.so-net.ne.jp/2007-01-29
私に言わせればこれらは全部デマです。
シロアリ防除士の方なら経験でご存知ですよね。 でも、お客様から突っ込まれないかぎりはそのままにしておきたいことでもあります。
なぜって、皆さんがそう思ってくれたほうが商売がやりやすいですからね。
他の業界でもこういう「誤解したままでいてほしい」ことってそれなりにあるんじゃないかな。 偽装事件が後を断たないですよね。 当事者・関係者は真相を知っているんだけど、まあそのほうが都合がいいからいいや、なんて。
で、最近あるサイトをみていたら、「まだ新聞、読んでいますか?」というコピーがあって妙にひっかかりました。
そうか、新聞やTVの報道ではもう真相はわからないのかも・・なんて思ってしまう自分。
最近は新聞、TVをみる人が減っているらしいですね。
御用マスコミでは真相はわからないからなのかな? ジャーナリズムは死んだなんていう人もいますしね。
インターネットは怪しい情報もてんこもりですが、それでも新聞、TVでは書いていない貴重な情報もあるし調べ物にはすごい便利・・・となると真相を書けないマスコミってなんなんだろうっていう気がしないでもない。
で、同じことがタバコについても言えると私は思っています。
さあタバコとなると猛反発を食らいそうですね。 私のほうが非常識っていわれそう。
- 喫煙は肺ガンになりやすい。
- 喫煙者以上に副流煙で傍にいる人もガンになりやすい。
・・・もうこれらは完全に「常識化」していますよね。
これらも実は全部デマだと私は思っています。
おいおい!どさくさに紛れて・・って思われるかなあ。
だって疫学上のデーターばかりで科学的根拠はまったく証明されていませんしね。 疫学の数字はあくまで統計上の操作でどうにでもなります。
たとえば具体例。 元国立がんセンター疫学部長の故平山雄博士の疫学調査によると・・
「55歳から64歳のうち一日45本以上を吸う男性のグループは16年後に非喫煙者の14倍も高い死亡率を示した」そうです。
これはすごい! 14倍かあ!たしかにこれはタバコが悪い!って思ってしまいますよね。
ところが、このヘビースモーカーたちの死因のどれだけを肺ガンが占めていたのかというと、なんとたった6.6%!。
93%は他の理由で亡くなっていたそうな。
14倍は公表しても93%は隠微。 もし93%が肺ガンだったなら絶対公表していたでしょうね。 これが疫学の都合のいいとこ。
(疫学の有効性を否定するつもりはありませんが、初めに結論ありき、という面があることも知っておいたほうがいいんじゃないかな。 でないと簡単にダマされてしまうからです。 疫学についての興味があったら下記の本を・・・「統計でウソをつく法」ダレル・ハレル著 講談社)
また、同博士によるネズミの実験が今日の「タバコは肺ガンの原因になる」という根拠になっています。 で、その実験とは・・・
ネズミを動けないように固定して、次から次へとタバコをくわさせて火をつけチェーンスモーカーの状態にしたそうな。 人間の体格に換算するとなんと200本分相当する本数のタバコを毎日吸わせたそうです。
で、その結果ネズミはどうなったか?そう、肺ガンになりました。
これが今日の「タバコ=肺ガン説」の根拠です。
なんだ、やっぱりタバコって肺ガンを誘発するんじゃないか。
やっぱりタバコはいけないよって思いますよね。
しかし、続きがあります。 たしかにネズミは肺ガンになったけど、それは100匹のうち数匹に過ぎなかった。 これくらいのパーセンテージならタバコを吸わなくても発生します。
従って、この実験結果はむしろ喫煙と肺ガンの因果関係がなかったことを証明したようなもの。
(故人を冒涜する気持ちはまったくありませんが、この平山博士は肝臓ガンでおなくなりになったそうな。 いかに権威や肩書きや都合のいい疫学の解釈が信用できないかという話です。)
それなら、なぜWHOなど世界的にタバコが有害とされているの?
という話になりそうですが、それはきりがないので興味のある方は御自分でお調べくださいね。
調べれば解ることですが・・といっても私が禁煙派の人間だったらそんなことメンドークサイので調べないでしょうね、きっと。 どーでもいいものね。
まあ、タバコが有害である面はたしかにあると思いますので別に喫煙をおすすめする気はありません。
禁煙がなぜ多くの人に受け入れられているかというと、大多数の人にとって「禁煙が都合がいいから」でしょうね。
「魔女狩り」と全く同じ構造です・・って言っても反対されるだろうな。 魔女狩りの時代の人はほんとに魔女を信じていたでしょうしね。 今もたいして変っていない気がします。
それと鬱屈した時代の雰囲気も魔女狩の因子になっていたかもしれません。 とても現代と酷似している気がします。 私はそっちがとても怖い気がします。
私達が物事を判断するときの「基準となる情報」ってなんでしょう? そのほとんどはマスコミからではないでしょうか?
みのもんたがTVでこう言っていたとか、有名な某教授が言っていたとかね。
それらの情報は新聞・TV・雑誌・本・口コミ・・・・とにかく自分から積極的に調べた結果ではない場合がほとんどじゃあないかしら。 はっきり言ってほとんどが受け売りの情報。
その中から自分にとって「都合のいい情報・判断」を無意識にチョイスしてるだけ、そんな気がします。
極言すれば新聞・TVも、新聞社にとって「都合のいい記事」TV局にとって「都合のいいニュース」を報道してるだけ。 最近はバナナダイエットが大流行だそうで、これくらいなら罪はないですが。
ああ、私は何がいいたいんだろう?
自分で調べること、自分の頭で考えることの大切さ・・・かしら。
随分、エラソーなこと書いちゃった。 きっとストレスが溜まっているのかもね。 心のバランスが崩れているのは間違いない。
実は最近、いわゆる陰謀論っていうのにハマりつつあります。
地震兵器とか鳥インフルエンザやエイズって人工的につくられたものだとか・・全く否定できないのが恐ろしい。
世界はそれほど悪意に満ちているのか・・なんて悲観的な気分になりそうです。
新聞、TV等の情報は参考程度にして自分で情報を集めようかな。 皆さん、インターネットでこれは信用できるっていうニュースサイトがあったら教えてくださいね。 私は床下以外はなんにも知らないアホですので。
今日はおそらく禁煙派の人にとっては不快な文章だったでしょうね。 私はマナー違反の喫煙者を擁護する気はまったくありません。
禁煙派の人にケンカをふっかける気もありません。
だって、もう「タバコ=肺がん説」は哀しいけど既定の事実というか「固定化した常識」になっちゃったですものね。
ただ見ざる、聞かざる、言わざるは嫌なので書いただけ。
(しつっこいですが、皆さん、減塩醤油を使っていますか?
塩分の取りすぎは身体に悪いって思っていませんか? お医者さんもそういってるようですしね。 これも疫学上のデーターが根拠になっています。 これも「固定化した非常識」だと私は思っています。 詳細はまたの機会に・・・。)
最後までお付き合いくださった皆さん、ありがとうございました。
それではごきげんよう。
(異論、反論もあろうかと思いますが炎上だけはご勘弁を。)