無差別に技術をついばむ鳥

情報処理技術全般を気まぐれにつつくゆるいブログです

書籍をつつく116−日本のソフトウェア産業がいつまでもダメな理由。みなが読むべき啓蒙書。

今日、趣味の本屋めぐりをしていたら面白そうな本を発見したピヨ♪
日本のソフトウェア産業がいつまでもダメな理由
これはナイスな本だね♪


【目次】
ソフトウェア産業に起きていることを今語ろう―
プロローグ この業界の酸いも甘いも知っている男たち
第1章 技術がよりどころのソフトウェア会社がエンジニアの足を引っ張る―
会社のここがダメ
第2章 仕事から生み出す価値が自分のところで止まっていないか?―
エンジニアのここがダメ
第3章 「優良産業」を名乗れる日ははるかに遠い―
業界のここがダメ
第4章 発注企業はこのパターンにはまって「ゴミシステム」をつかむ―
ユーザーのここがダメ
神の手という名のプロフェッショナリズム―
エピローグ


これは多くの人が読むべき本だと感じたピヨ。ソフトウェア産業が駄目な根源的理由は、何が駄目なのかを知らない事だとボクは思う。多くの人がこの本を読んで如何に駄目なのかを知って欲しいとボクは願っているピヨ。
それにしても、これは事実だけに酷すぎるピヨォ。この産業は仕事は魅力的だし、今既に情報の時代なのに、それを取り巻く環境がこれほどまでに酷いのは不幸としか言いようがないピヨ。これでは若者がこの産業に就職したくない理由がとってもよく分かる。
だからこの本を読んで「そうだね・・・」で終わるのではなく、それぞれが自分の出来る事をしてこの業界を変えて欲しいとボクは願っている。
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