2009年8月21日 10時47分更新
人物や動物の姿などぬくもりを感じさせる木彫りの作品の展示会が、真庭市で開かれています。
この作品展は、兵庫県養父市で毎年全国公募されている木彫アートの作品のうち入賞作品などを借り受けて、真庭市の勝山町並み保存地区の町家など8か所で開かれているものです。
このうち勝山文化往来館「ひしお」に展示されている作品のなかで、「記念写真」というタイトルの作品は3人の子供が子犬と一緒に写真を撮ってもらう様子を表したもので、第5回目の公募展でグランプリを受賞したということです。
また、幕末の志士、坂本龍馬がスクーターに乗っている作品は映画「ローマの休日」の名場面をパロディーにしたもので、作品名は「リョーマの休日」になっています。
このほか、町並み保存地区にある勝山郷土資料館や、呉服店の店先などにも作品が展示されていて、温もりや安らぎを感じさせるさまざまな木彫り作品が訪れる人たちの目を楽しませています。
この木彫アート作品展は、今月25日まで勝山文化交流館「ひしお」や町並み保存地区で開かれています。