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きょうのコラム「時鐘」 2009年8月21日
ジャパンテントの開会式で22年余の変化を思った。第1回開催は今の大学生が生まれたころである。人間同様の成長があったに違いない
主催者の壇上からの問いかけに、留学生から打てば響くような声が返った。留学生のあいさつも、会場と一体感をかみしめながら進む姿が見られた。ささいなことだが、かつてなかった姿であり、成長の証しではなかったか 「ふるさと愛」をテーマの基調スピーチでは戦前の「土木技師・八田與一の功績」と、半世紀ぶりの実施で今回は留学生も参加した「舳倉島調査」の2つのふるさと自慢が紹介された。物ごとを長いスパンで見る目の大切さが理解されただろうか 22年の間に日本と世界は大きく変化した。東西冷戦が消えた代わりにテロと民族対立に苦悩している。経済の好調と深刻な不況も体験した。成長期の若者のような短くも濃密な歳月だった 半世紀目のジャパンテントを夢見た。留学生の屈託のなさは22年前と同じだが「ふるさと愛」をスタート台に、今より一歩進んだ平和な世界が生まれているだろうか。一人一人に声を掛けたくなる会場だった。 |