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疑似通貨、新たに2社でトラブル オール・インと酷似 (07/30 08:15)

 金融商品取引法違反などの疑いで道警の家宅捜索を受けた外国為替証拠金取引(FX)関連業者オール・イン(札幌)が利用している疑似通貨業者を使って、東京と札幌の投資関連業者2社も会員向け資金運用サービスを提供し、返金トラブルに発展していることが29日分かった。

 2社は投資関連業のリブラ(東京)とアセットカンパニー(札幌)。

 会員向け資料などによると、リブラは中国の、アセットカンパニーはインド洋の島国セーシェルの業者が絡んだ投資商品による資金運用サービスを仲介。運用資金の入金先として、オール・インと同じく、キプロスの疑似通貨業者が開設したとされる大手銀行支店の同一口座を指定し、会員に運用資金を振り込ませている。

 2社の資金運用サービスは、会員が預けた資金を「アイポイント」と呼ばれる疑似通貨に換算したり、運用結果をそれぞれの会社のホームページ上で確認可能にするなど、オール・インのサービスの仕組みと酷似している。会員の求めに応じた返金も今春以降、一部を除き滞っている。

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