ギターの行方。
1年半、みんなと付き合ってきた。日帰り旅行とかもいった。
これ以上のバンドは最初にして最後だと思った・・・ずるずる何年もやっていけると思ってた。
でも、やはり終わってしまう。凄く寂しいです。
たぶん、このバンドに依存していたのは僕だけです。
正確には解散じゃなく「誰かが言い出すまで休止」・・・つまり誰も言うわけが無いので解散です。
たぶん、ライブやったら解散だなーって気がしてた。
僕が解散すると感じていても言葉にしなかったのは、自分のためである。
解散がわかっている状態で僕はライブまで頑張れないから。
だから言わなかった。
でも、一人のメンバーが同じように感じていたのか、言葉にしてしまった。
放心状態でした・・・なんもやる気が出ませんでした。
数日飯も食えませんでした・・・1週間で3kgと体重も減りました。
ライブで追加曲をやろうといわれたとき・・・いつもの僕なら「何でもやるぜ、教えてくれれば」と言うんですが・・・
その日だけは、心の中で怒っていました。もうギター振り回してぶち壊したい気持ちでした。
みんな、やろう!って言っていた中・・・俺は「やりたくない」とふてくされて言った。
全員ネコホリックの解散を素直に受け入れた事実が辛かった。誰も続ける気が無かった。
僕一人がはしゃいでいたのかな?って気がして、僕って馬鹿だなって思えてしまって。
そんな状況でイライラしていて、飲みの席でちょっとした事でボーカルにキレてしまった。
人間関係まで壊してしまった、もう全てが終わった気がした・・・。
でも、このままじゃいけない。
僕とJと始まったバンドだから、最後も自分で終わらせなきゃいけないって思ったら
怒ってる場合じゃない、全力でライブに挑んで綺麗さっぱり未練無く終わらせよう。
みんなにネコホリックの最後を刻んでもらおうと思った。
だから僕はこうして立ち直れた。
再結成の話もあったけど、結局無しになってしまった。
それでもいい、なんだかんだ言っても僕はギターに依存し始めてる。
「バンド解散がギター辞める日。」と言い続けてきたけど、辞めれる気がしない。
一人、もっと上手くなって、耳コピも少しできるようになって、その時また
ネコホリックメンバーに僕から声を掛ければいいんだ。
年に一度でもいい、みんなとスタジオに入って、お疲れの一杯が飲めれば・・・それって最高な事だと思う。
来てくれるのかわからないけれど、今はそう信じて自分を磨こうと思う。
感情的になってかいてしまった・・・。