「慰安婦」・強制連行被害者補償対策委 日本に過去清算求める |
朝鮮日本軍「慰安婦」・強制連行被害者補償対策委員会のスポークスマンは14日、日本帝国主義敗北64年に際して日本の過去の清算を求める談話を発表した。 同談話は、日本当局が過去の犯罪を悔い、徹底した賠償をするどころか、過去の清算の問題がすでに法律的にすべて「解決」済みであるという強弁を繰り返していることを非難した。 とくに、従軍「慰安婦」と強制連行、集団虐殺などの反人倫的犯罪の真相を公然とわい曲、否定し、その犯罪者を「英雄」としてあがめる一方、帝国主義時代をほうふつさせる法律的、行政的、社会的な動きを日増しに露骨にしていることに言及し、過去に対する日本のこのような態度と言動を第2次世界大戦の同じ敗戦国であるドイツの例と比較して問題視した。 さらに、敗北後60年がはるかに過ぎても朝鮮に対する謝罪と賠償を回避してきた日本当局が「被害者」を装って反朝鮮騒動を起こして、総聯と在日朝鮮人に対する政治的弾圧と社会的圧迫を強めて日本国内に朝鮮敵視の雰囲気づくりをしていることを非難した。 そして、国際社会の抗議と糾弾を受けていることを明らかに知りながらも、過去の清算の回避と歴史歪曲に執着し、朝鮮敵視政策を追求する裏には、長い間抱いてきた軍事大国化の野望を実現する狙いがあると指摘した。 同談話は、「日本に対してわが人民は骨身に染みた恨みと怒りを抱いており、代を継いででもその代価を必ず払わせるだろう」としたうえで、日本政府に対して時代錯誤な妄想にとらわれて歴史と大勢の流れに逆行せずに、過去の罪悪を正しく清算するよう求めた。 [朝鮮新報 2009.8.20] |