マンションに侵入、下着盗む　元Ｊリーガーに有罪判決

　神戸市西区で０１年、マンションに侵入して女性の下着などを盗んだとして、住居侵入と窃盗の罪に問われたＪリーグ・柏レイソルの元選手（２７）＝犯行当時１９歳＝の判決が２０日、神戸地裁であった。奥山豪裁判官は「現場に残された体液が被告のＤＮＡと一致したとの鑑定結果は信用でき、被告が犯人であることは明らか」として、懲役１年執行猶予３年（求刑懲役１年６カ月）を言い渡した。

　弁護側は「ＤＮＡの収集や鑑定の過程がずさんだった」として無罪を主張していた。

　判決によると、元選手は０１年９月１１日夜、神戸市西区のマンション１階の部屋に侵入。住人の女性の洋服などが入ったバッグや下着などを盗んだ。