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インフルエンザ、都内でも流行拡大傾向

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 東京都内の今月10−16日のインフルエンザ患者の1定点当たりの報告数が2.14となった。7月末から急増しており、8月3−9日には流行開始の指標となる「1.0」を越えた。都では、報告があった患者の大半が新型インフルエンザによるものとみている。

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 都の前田秀雄・感染症危機管理担当部長が、8月20日に開かれた危機管理対策会議後の記者会見で明らかにした。
 インフルエンザの都内での定点当たり報告数は、7月27日−8月2日の週に0.97と、流行開始の指標となる「1.0」に迫り、3−9日には1.67と、「1.0」を上回った。前田部長は会見で、定点当たり報告がこの時期に「1」を超えるのは、「季節性インフルエンザのパターンから考えると異常な事態だ」と指摘。最新の集計で報告数がさらに増えたことから、新型インフルエンザの流行拡大に懸念を示した。

 都感染症情報センターによると、都内には290か所の定点医療機関があり、10−16日にはこのうち255か所から545人のインフルエンザ患者の報告があった。

 10−16日には、沖縄での定点当たり報告数が20日現在、29.60人に上り、県が19日にインフルエンザ流行警報を発令している。

 都の危機管理対策会議では、秋に向けた今後の対策として、新型インフルの入院患者の受け入れを都内の全病院に要請するほか、学校での感染拡大防止などに取り組むことなどが確認された。


更新:2009/08/20 17:20   キャリアブレイン

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